7月17日放送の林修の今でしょ講座!では「老けない秘訣ネバネバ食材」を特集!
山のとろろ、畑のオクラ、海の昆布、健康長寿の方が普段から食べているという3大ネバネバ食材、その中でも今が旬のオクラについて含まれる栄養素や健康効果について詳しく解説してくれました。
目次
オクラに含まれる栄養素
肝臓を老けさせない「ポリフェノール」
肝臓は人体の中でも最も大きい臓器、食べた物の栄養素を体の中で使いやすい形に変えてくれる重要な働きを持っています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、2015年にマウスで行われた実験ではオクラを食べる事によって肝臓の炎症を抑えられたという結果が出ました。
そんなポリフェノールを十分に摂りたい時は炒め物がオススメ、オクラに含まれるポリフェノールは脂溶性なので油と一緒に摂る事で吸収率がアップします。
関節を守る「コンドロイチン」
コンドロイチンは関節の軟骨成分の基となる成分、オクラには比較的多くコンドロイチンが含まれています。
コンドロイチンは体内でも作られますが加齢によって作られる量がどんどん減少してしまいます、軟骨成分が不足する事によって関節部分のクッションが無くなり、結果として間節に痛みが生じます。
そんなコンドロイチンを効率的に摂りたいのであれば、桜えびと一緒に食べるのがオススメ。
桜えびなどの甲殻類の殻に含まれるグルコサミンはコンドロイチンを作る材料となります、オクラと桜えびの相乗効果で軟骨成分の生成に期待が出来ます。
オクラのネバネバ成分の効能とは?
糖や腸をコーティング
オクラに含まれるネバネバ成分には糖質や腸壁をコーティングする働きがあります、コーティングする事によって糖が体内に摂取されるスピードを抑え、結果として血糖値の上昇を防いでくれます。
また最近の研究ではネバネバ成分が腸の中にある酪酸菌のエサになる事もわかってきました、酪酸菌が出す酪酸には腸内の免疫力をアップさせる効果があり、病気になりづらい体を作る手助けをしてくれます。
血糖値の上昇を防ぐ事で血管を健康に保ち、さらに腸内環境も整えてくれるというまさに一石二鳥の働きを持つのがオクラのネバネバ成分だという事です。
オクラのネバネバ成分を増やす方法
大事なのは出来るだけ細かく切る事、オクラのネバネバ成分は細胞壁の中にあるので細胞壁を十分に壊すことが重要です、ヘタの部分も含めてみじん切りにしてしまうのがネバネバ成分を十分に出す切り方です。
さらにオクラのネバネバ成分は水溶性食物繊維、みじん切りにしたオクラを水の中に3時間入れておけば、驚くほどネバネバ成分が溶けだしてきます。
逆にネバネバ成分を無くしてしまう調味料は「お酢」、お酢は酸性が強いのでネバネバ成分を壊してしまう働きを持っています、出来るだけオクラにお酢は使わない方が良いとの事でした。
感想&まとめ
旬でもあるせいか最近オクラを特集する番組ばかり放送されていますね、そのせいか近所のコンビニでは毎日オクラが売り切れで困っている状態です。
個人的に好きなのはやっぱりオクラご飯、オクラを輪切りにしてご飯と混ぜるだけなので作るのも非常に簡単ですし、油が多い肉と一緒に食べればさっぱりといただく事が出来ます。
ちなみにオクラのネバネバ成分は加熱しすぎると壊れてしまうので、加熱する時は1分以内、出来るだけ生に近い状態で食べた方が良いそうです♪
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