11月1日放送の「ガッテン!」では「洗濯のお悩み解決SP第二弾 黄ばみ一発解消SP」を特集!シャツの襟もとや袖口にどうしてもできてしまう頑固な黄ばみを家庭でも落とすことが出来る洗濯法を紹介してくれました。黄ばみは落ちたと思っても時間が経つと元に戻ってしまうというとても厄介なモノ、しかし普通の洗剤と漂白剤にあるモノを加えるだけで簡単に黄ばみを落とす事が出来ます。黄ばみが大きくなって着られなくなった服もこれで大復活です!
黄ばみの正体とは?
黄ばみの正体はズバリ人間の「皮脂」です。繊維に絡みついた皮脂は普通に洗濯をしても落ちません、では皮脂を落とすためにはどうすればよいのでしょうか?答えは「ドライクリーニング」。クリーニング屋さんで行われるドライクリーニングは洗濯物をきれいな油で洗う洗濯法です、皮脂の脂を油で洗う事によって皮脂汚れを落とす事が可能です。
皮脂を落としても黄ばみは復活する?
ドライクリーニングをしたシャツを着ないでそのまま放置すると約3ヵ月でまた黄ばみが浮き出てきます。この黄ばみの原因は「たんぱく質(人間の垢)」、皮脂も黄ばみの原因ですが、たんぱく質も黄ばみの原因となるのです。たんぱく質は油で落とす事が出来ないので皮脂が落ちても残ったたんぱく質が時間の経過とともに浮かび上がってきてしまいます。
黄ばみの原因を完全に除去するには?
ドライクリーニングをしたシャツをすぐに家庭で洗濯すれば黄ばみの原因を除去する事が可能です。ドライクリーニングでまず皮脂汚れを落としてから、家庭で洗濯することによってたんぱく質を落とします。こうすれば黄ばみの原因を取り除くことが出来て3ヵ月経っても黄ばみが出てくることはありません。このドライクリーニングしてから家庭で洗濯する順番が大事で、逆に家庭で洗濯してからドライクリーニングに出しても皮脂に守られているたんぱく質を落とすことが出来ないので黄ばみがまた浮き出てきます。クリーニング屋さんのメニューには「ウエットクリーニング」というドライクリーニングをしてからつけ置き洗いや水洗いをしてくれるメニューもありますので黄ばみが気になる方は利用してみると良いかも知れません。
家庭でもできる簡単黄ばみ落とし術
黄ばみの原因を取り除けば時間が経っても黄ばみが出る事はありません、そんな黄ばみの原因を家庭で除去するために使うのが台所用洗剤です。台所用洗剤は油汚れを落とす事に特化しているので普通の洗剤と違って皮脂を取り除くのに効果を発揮します、台所用洗剤で皮脂を取り除いてから普通に洗濯をしてたんぱく質を取り除けば黄ばみの原因を除去して真っ白なシャツに仕上げることが可能です。
<黄ばみ落とし術のやり方>
・用意するもの…洗濯用洗剤・酸素系漂白剤(粉)・台所用洗剤・歯ブラシ
1.台所用洗剤大さじ1に酸素系漂白剤大さじ半分を混ぜ合わせます
2.大さじ2杯の水を加えて混ぜペースト状にしていきます
3.ペースト状になった台所用洗剤を黄ばみに直接塗りつけていきます
4.歯ブラシなどで塗り込み生地に洗剤を染み込ませます
5.1分ほど放置したら普通に洗濯を行えば完成です
広い部分の黄ばみには?
生地全体に黄ばみが広がっている場合は先ほど作った台所用洗剤と酸素系漂白剤のペーストを2リットルのお湯(40度くらい)に10分ほど漬け込んでから洗濯をすればOKです。ちなみに酸素系漂白剤には液体のものもありますが漂白力が強い粉の方がオススメです、しかし粉の酸素系漂白剤はウールやシルク、金属素材には使えないので注意しましょう。また、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤は絶対に混ぜて使わないようにしましょう、危険です!
感想&まとめ
黄ばみは皮脂汚れだけだと思っていましたがたんぱく質も黄ばみの原因になるんですね、知りませんでした。確かに台所用洗剤で皮脂を落としてから普通の洗濯でたんぱく質を落としてしまえば黄ばみの原因はなくなりますね。ちなみに3ヵ月に一度行えば効果は持続するという事なので今度の週末にやってみたいと思います、月曜日からは気持ち良いシャツで仕事に向かえそうですね♪