7月10日放送のこの差って何ですか?では「ネバネバ食材の正しい食べ方」を解説!
食欲不振を解消してくれるだけでは無く、納豆には熱器を良くする効果、オクラには糖の吸収を抑えてくれる効果など、様々な健康効果に期待できるのがネバネバ食材。
しかし間違った食べ方だとせっかくの健康効果を取り逃がす可能性も、ネバネバ食材の健康効果を最大限に引き出す正しい食べ方を解説してくれました。
目次
夏場になると食欲が湧かなくなる原因
そもそも私達人間が持っているエネルギーの約7割は、胃で食べ物を消化するための消化活動に使われています。
しかし気温が上がって体温が上昇すると、体温を下げるためのエネルギーが必要となり、結果として消化活動に使われるエネルギーが減少してしまうのです。
消化活動が十分にできない事で胃の中に消化しきれない食べ物が残ってしまいます、夏場になると食欲が湧かなくなるのはこの消化活動に使われるエネルギーの減少が原因です。
ネバネバ成分で食欲増進
ネバネバ食材を食べる事で胃の中の消化酵素の分泌が促されます、消化酵素が分泌される事で食べ物を完全に消化する事ができます。
胃の中から食べ物が無くなる事で食欲が湧き、結果としてネバネバ成分が食欲不振を解決してくれます。
ネバネバ食材は生で食べるのがオススメ
納豆・ナメコ・山芋・オクラに含まれるネバネバ成分には熱に弱いという性質があります、70度で約3分、100度で約1分加熱してしまうとネバネバ成分は破壊されてしまいます。
オススメの食べ方はもちろん生で食べる事、ご飯の上にのせて食べるのであれば少しご飯を冷ましてからのせれる方がネバネバ成分の健康効果を十分に摂る事ができます。
オクラを茹でるのであれば1分以内、ナメコの味噌汁は少し味噌汁を冷ましてから最後にナメコを入れた方が良いでしょう。
糖の吸収を抑えてくれるオクラの食物繊維
オクラには糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を防ぐ働きがあります、オクラに含まれている食物繊維には他の食材に含まれる食物繊維と違い、体内に入ってきた糖を包み込んで体外に排出させる特性があります。
番組で行った実験ではご飯のみ食べた場合は血糖値が90から240へ上昇、対してご飯とオクラを同時に食べた場合は血糖値の上昇を140に抑える事ができました。
オクラのダイエット効果
さらに番組では食べる量を減らさずに、毎食3~5本のオクラを2週間食べるダイエットの実験を行いました。
三人家族で行ったその結果は…
・お父さん 71.0kg→67.4kg -3.6kg
・娘さん 61.0kgから57.8kg -3.2kg
・お母さん 54.8kg→52.4kg -2.4kg
3人とも見事にダイエットに成功、オクラを食べ始めてから便通が良くなり体に変化が感じられたそうです。
オクラのネバネバ成分を出す条件
1.切ってオクラの側面から食物繊維を出す
2.食物繊維と水を絡ませる
オクラの食物繊維は水に溶ける性質がある水溶性食物繊維、茹でてから刻むのではなく、刻んでから茹でた方がよりネバネバ成分を出す事ができます、もちろん茹でる時間は1分以内です。
寝つきを良くするには納豆と焼きのり
納豆に含まれているトリプトファンという成分には、ビタミンB6と結びついてメラトニンという眠りを促す成分に変わる性質があります。
ビタミンB6を多く含む食材は焼きのりです、番組内の実験ではキムチに納豆だと寝付くのに約40分も必要でしたが、納豆に焼きのりだとおよそ10分で寝付くことが出来ました。
感想&まとめ
最近は旬という事もあってオクラの特集が増えてますね。
私はお昼は外食なのでオクラを食べるのは難しいですが、とりあえず夕食と一緒にオクラを食べてダイエットに挑戦してみたいと思います♪
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