7月31日放送のこの差って何ですか?では「発酵食品の健康効果の差」を紹介!
最近流行りの「菌活(きんかつ)」ブーム、そもそも「菌活」とは善玉菌を多く含んでいる納豆やヨーグルトを食べる事で腸内環境を整え、健康になろうとする活動です。
そんな健康に良い発酵食品でも食べ方を間違えてしまうと、その健康効果を十分に得られなくなってしまうそうです。
発酵食品の健康効果の差
高血圧予防に良いのは赤味噌
赤味噌は大豆から作られ、白味噌は大豆とお米から作られます。
高血圧予防に効果が期待できる成分は大豆に含まれる「大豆ペプチド」、赤味噌は大豆のみを使って作られるので高血圧予防には赤味噌が最適です。
さらに「大豆ペプチド」は高血圧の原因となる血管の収縮を無くす効果もあり、たくさん摂取する事で血液の流れをスムーズにして高血圧を予防してくれる効果もあるそうです。
オススメの食べ方はワカメと豆腐の味噌汁、ワカメに含まれる「カリウム」には塩分を排出する効果、そして豆腐にも「大豆ペプチド」が含まれているので、高血圧予防には最適な組み合わせです。
疲労回復効果が高いのはキムチ
疲労回復に効果があるのは漬物、漬物に多く含まれる「植物性乳酸菌」は小腸の栄養吸収をスムーズにしてくれる働きがあります。
漬物の中でも「乳酸菌」をより多く含むのがキムチ、ぬか漬けが半日~2日ほどしか発酵させないのに対してキムチは約1ヶ月ほど発酵させるのがその理由です。
さらにぬか漬けはぬかを洗ってから食べるのに対して、キムチは漬けた汁も一緒に食べるのでより「乳酸菌」を多く摂取する事ができます。
オススメのキムチは水キムチ、お米のとぎ汁200mlに対して塩を小さじ1杯加えてひと煮立ちさせます、冷ましてからお好みの野菜を入れて常温で半日ほど置けば水キムチの完成です。
普通のキムチはぬか漬けの約10倍の乳酸菌を含んでいますが、水キムチはさらにその倍もの乳酸菌を含んでいるキムチだそうです。
ヨーグルトを食べるなら食後
食べ物を食べる前の胃には多くの胃酸がたまっています、「ビフィズス菌」は胃酸に弱い性質を持っているので食前にヨーグルトを食べても99%は死んでしまいます。
食後であれば食べ物によって胃酸が中和されているので、「ビフィズス菌」を生きたまま腸に届ける事ができるそうです。
さらにヨーグルトを保存する温度にも注意、あまりにも低い温度で保存すると「ビフィズス菌」は冬眠状態になってしまいます。
冬眠状態のまま体内に入っても菌は働いてくれません、保存するならチルド室よりも冷蔵庫、できれば食べる30分ほど前に冷蔵庫から出して常温にするのがより効果的です。
紫外線対策には硬いチーズ
暑い気温で汗をかくと体内の「カルシウム」が流れ出てしまい、肌のバリア機能が低下してしまいます。
主に牛乳に多く含まれてる「カルシウム」ですが、さらにチーズであれば牛乳が濃縮されている分、より多くの「カルシウム」を含んでいます。
さらに柔らかいクリームチーズやモッツァレラチーズよりも硬いゴーダチーズやチェダーチーズの方が牛乳の濃縮率が高いので効果的です。
オススメの食べ合わせは「チーズとしらすのトースト」、しらすに含まれている「ビタミンD」が「カルシウム」の吸収率を高めてくれます。
感想&まとめ
漬物を食べるならキムチを食べた方が菌活的には良いんですね、ぬか漬けもたまに食べたくなりますが個人的にはキムチの方が好きなので正解だったという事でしょうか。
味噌、キムチ、ヨーグルト、チーズと今回は好きな物ばかり出てきて、その健康効果や正しい食べ方もわかったのでためになりました♪