8月6日放送の「がっちりマンデー!」では「どん底からちょっと復活!?」という事で「新日本プロレス」を特集!
アントニオ猪木さんが設立した新日本プロレスが売り上げの絶頂期を向かえたのは1997年、その売り上げは39億円。
しかし2000年代に入ると総合格闘技やK-1などに人気を奪われ、2006年には15億円まで売り上げが落ち込みました。
棚橋弘至さんが当時の状況を語る
新日本プロレス100年に一度の逸材と自ら語る「棚橋弘至」さん。
当時の様子は一列一列お客様の数が減っていくという状況で、自分にはそれが止められない事を悔しく思っていたそうです。
しかしそんな新日本プロレスも2012年を契機に状況が一変します。
どん底からちょっと復活!?
2012年に新日本プロレスオーナーに就任した「木谷高明(きだにたかあき)」オーナー、あの対戦型カードゲームで有名な「ブシロード」の社長でもあります。
木谷社長が言うには現在はちょっと復活どころでは無く、完全復活。
今期は37億円の着地見込みだが、来期は45億円の売り上げを見込んでいるようです。復活どころかすでに成長ですね、これは。
プロレスはキャラクターコンテンツ!
木谷オーナーが就任時から言っているのは「プロレスラー=ゲームのキャラクター」という事。
キャラクターに感情移入してもらおうと始めたのがブログやツイッターなどへの投稿。
特に若い女性に人気が集まり「プ女子」なる言葉も一般的になりました。
キャラクターに人気が出てくればグッズ販売も好調に!グッズ販売だけで年間10億円の売り上げがあるそうです。
ブシロードもキャラクタービジネスに参入!
ブシロードでも新日本プロレスのキャラクタービジネスに参入しました。
プロレスラーをキャラクターとして売り出した対戦型カードゲーム「キング・オブ・プロレスリング」は310万セットを売り上げました。
まさにカードゲームビジネスを長年行ってきた木谷オーナーの為せる技だと思います。
感想&まとめ
棚橋弘至さんが最後に語ったビジネスメッセージは「時代の変化に柔軟できる」企業が伸びていくという事。
新日本プロレスは企業理念もしっかりしていて、技術もしっかりしていたが、時代の流れに柔軟に対応できなかったのが低迷の原因。
カードゲームビジネスという最先端のビジネスを行っていた木谷オーナーがトップになる事で足りなかった部分が補えたというワケですね。
既存の凝り固まったやり方だけではなく、新しい考え方がビジネスを大きく変える事があるんですね♪
8月6日放送の「ガッチリマンデー!」で放送された他の企業の特集はコチラ
→がっちりマンデーで「スカイマーク」を特集!どん底からちょっと復活!?佐山展生会長の改革とは?
→がっちりマンデーで「ニッセン」を特集!どん底からちょっと復活!?ぽっちゃり向けのスマイルランドを展開!