9月24日放送の「がっちりマンデー！！」では「儲かる！「業務用」便利グッズ」として「デオマジック」を特集。
総合素材メーカーの「シキボウ株式会社」が開発した悪臭を良い匂いに変えることが出来る商品です。
畜産業界では臭いを出す事で近隣住民に迷惑をかけているのが悩みとなっていましたがその悩みもデオマジックで解決です！
デオマジックを使っている牧場では
兵庫県赤穂市にある「丸尾牧場」。
120頭の乳牛を飼育しているこの牧場でも牛のフンの臭いに悩まされていました。
しかし数年前にデオマジックを導入した所、悪臭が良い匂いに変わって近隣に迷惑をかける事もなくなったそうです。
デオマジックの仕組みとは？
高級な香水には色々な香りが混ぜられて作られています。
良い匂いだけでは無くその中には糞便のような悪臭も含まれていて、全てが調和する事で最終的に良い匂いがするようになります。
それであれば香水から糞便の臭いを除いたものを作って糞便にふりかければ最終的に良い匂いが発生するるという発想から生まれました。
実際の設置方法は
番組で紹介されていた丸尾牧場さんでは牛舎の入り口の高い所から噴霧されていました。
その費用は1日1000円程度ですので、近隣住民に迷惑をかけてストレスを感じるのであれば安い買い物だと思います。
牛のフンを混ぜて堆肥を作る際にはものすごい悪臭がするのですが、デオマジックがあればその臭いも甘い匂いに変わるそうです。
畜産業界だけでは無く色々な業界に
例えばバキュームカーの真空ポンプ内の潤滑油にデオマジックを混ぜたり、生ごみ回収車用のデオマジックも販売されています。
売上金額は秘密ですが2014年の発売から前年比3倍のペースで売上が伸び続けているそうです。
悪臭に悩まされている業界は他にもありそうですね、業務用便利グッズというよりも世界を変える素材かも知れません。
感想＆まとめ
確かに香水には動物の糞なども含まれていますが、牛のフンや生ごみなどの臭いを加えて完成する香水というのもスゴい発想ですね。
悪臭で困っている世界中の人々、例えばフィリピンにあるスモーキー・マウンテンなどの悪臭も減らす事が出来るかも知れません。
大量に需要が発生すればそれだけコストも安くなるかも知れませんのでこれからの動向にも注目です♪
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