11月26日放送の「がっちりマンデー!!」では「業界新聞の記者に聞いた!せまい業界トップニュース!2017」を特集!全国に2000紙はあるという業界新聞や専門誌から編集部の記者が今年一番スゴかった特ダネを厳選して紹介してくれました。2番目に紹介されたのは「月刊食品工場長」の特ダネ、月間発行部数49000部の食品工場の専門誌で今年一番アツかった特ダネは「九条ネギのバラバラ冷凍」でした!
京都府亀岡市「こと京野菜」
京都府亀岡市にある「こと京野菜」さんは以前がっちりマンデー!!でも紹介された刻み九条ネギを作っている会社です、最近ではラーメン屋さんでトッピングとして大量に使われることも多い九条ネギを使いやすく刻んだ事でがっちり儲けている会社です。現在はさらに新しい技術を導入して以前よりももっと儲けているという話題です。
刻みネギの冷凍問題を解決!
刻んだネギを冷凍すると固まったり団子状になってしまうのが当たり前、スーパーなどで冷凍の刻みネギを買ってきても固まっていて料理としても薬味としても使いにくいのが今までの刻みネギの冷凍でした。しかし「こと京野菜」さんはある機械で九条ネギをひとつひとつバラバラにして冷凍する事に成功、これなら必要な分だけ使うことが出来るので手間的にも経済的にも助かります。
冷凍バラバラ刻みネギの作り方
従来と同じ工程で九条ネギをを刻んでいきます、刻み終わったら大きな機械が設置してある別室へ移動します。そこにあったのは最新の調理機械「バラ化冷結装置」、刻んだ九条ネギをベルトコンベアの上に乗せて機械に通すと約5分ほどでバラバラの状態のまま冷凍された九条ネギが出てきます。バラバラのまま冷凍する秘密は「風」と「振動」、ベルトコンベアを振動させてさらに下から適度な風を送る事によって刻みネギ同士がくっつくのを防ぎながら冷凍していきます。
バラ化冷結装置で全国展開へ
冷凍技術が無かった時には鮮度の関係で地元京都でしか製品を販売できなかった「こと京野菜」さんですが、バラ化冷結装置を導入したことによって全国どこにでも製品の販売が可能になりました。全国チェーンの居酒屋さんや大手コンビニからも引き合いがあるという事です、半年前に約7000万円で購入した機械によって地元だけでは無く全国区の販路を獲得する事ができたのです。
【新福菜館】(東京・秋葉原/麻布十番)
真っ黒なスープが特徴の中華そば(¥700)は、その色とは裏腹にスッと飲める味わいを持ち九条ネギや薄切りチャーシュー、ストレート麺が吸いだすことでより深みのある味を生む京都の老舗ならではの一杯。pic.twitter.com/Lw6L7bpQj9— 首都圏ラーメンbot (@capital_noodle) 2017年11月24日
感想&まとめ
せまいニュースですが内容は全国区に及ぶスゴいニュースです、九条ネギを刻んでバラバラに冷凍するという事に特化した会社が全国で利益を出しているなんてかなりスケールの大きい話題ですね。ちなみに今私が一番欲しい冷凍食品は「冷凍カリフラワーライス」、糖質制限に使うカリフラワーを刻んだご飯の代わりに使うものなのですが日本で売っているという話を聞いたことが無いんですよね。自分でカリフラワーを茹でて刻めば良いのですが考えただけで面倒です、どこかの工場で作ってくれないですかね♪
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