8月12日放送のがっちりマンデー!!は「リフォームウォーズ2018」。
最近は新築よりも古いものを直すリフォームやリノベーションが大人気、そんなリフォーム業界の中でも独自ビジネスを展開して儲かっている会社を紹介してくれました。
2番目に紹介されたのは福井県にある「ジャクエツ」、ある特定の施設のリノベーションで売上を順調に伸ばしている会社です。
ジャクエツ
元々は幼稚園や保育園向けに教材や遊具を販売していた会社でしたが、30年前に幼稚園のトイレをリフォームしたことがキッカケでリノベーション事業に参入しました。
今では教材・遊具関係で年商34億円、リノベーションで年商41億円とリノベーション事業が会社の核となっているそうです。
今まで手がけた幼稚園・保育園の数は全国で1,045件、人気の秘密は幼稚園・保育園に特化したリノベーション内容にあるようです。
子どもにとって行きたい幼稚園
最近の待機児童問題で保育園のように子どもを預かれる施設、いわゆる「子ども園」にリノベーションする幼稚園が急増しているそうです。
ジャクエツでは砂場を芝生に変えたり、床材を転んでもケガをしないようにクッション性の高いものに変えたり、可動式の日よけなどを設置してより居心地の良い幼稚園にリノベーションを行っています。
1件のリノベーション費用は平均で約4~5,000万円もするそうですが、全国の幼稚園からの依頼が後を絶たないそうです。
こだわりのトイレ
まずはトイレのタイルを撤去して床を多機能抗菌塩ビシートに貼りかえる事により、雑巾で拭くだけで簡単に掃除できる床を作ります。
小便器は成長が違う子ども達の高さに合わせてわざと不揃いに設置、今まで無かった子ども用の温水洗浄便座は自社で開発をして設置を行いました。
幼稚園の先生によるとトイレをキレイに保てるようになった事で、子ども達もキレイにトイレを使うようになったそうです。
子ども達の創造性を育む
また、今までは壁にしか装飾が出来なかった幼稚園の天井にレールを取り付ける事で、立体的に装飾を行えるように改装。
壁全体をマグネットに変える事で画びょうを使わずに、気軽に壁にモノを貼れる環境も作っています。
楽しく遊ぶだけでなく、室内を色々に装飾できるようになる事で子どもたちの創造性も育まれると思います。
感想&まとめ
この事業の成功の理由は専門分野に特化したサービスの提供という所でしょうか。
ちなみに古いモノを新しくするのがリフォーム、リノベーションとは古くなったものに新しい機能をプラスする事を指すそうです。
色々なものに手を出さずに一つの分野を極める事でオンリーワンの存在になる事が、ゆくゆくはその業界のナンバーワンになる近道だと思います♪
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