2017年7月23日放送の「がっちりマンデー!!」では新企画「あの店は今!?」の中でハンバーガーチェーン「ウィンディーズ」の今を紹介!
1980年に銀座1号店を出店した「ウェンディーズ」。その後日本撤退からある有名経営者の力で復活!
今では他に類を見ないコラボ店舗の形態で着々と売り上げを伸ばしています!
ウェンディーズの歴史
1980年に銀座1号店をオープンした「ウェンディーズ」。
本場アメリカのボリューム満点のハンバーガーを提供する事で着実にファンを増やしていきました。
2000年には全国で100店舗を展開!まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで勢力を伸ばしていきました。
しかしここから「ウェンディーズ」の苦難の歴史が始まったのです…。
度々の親会社の変更
「ウェンディーズ」の一番最初の親会社は「ダイエー」。
「ウェンディーズ」自体の売り上げは好調でしたが「ダイエー」の経営が上手くいかず、「ゼンショー」チェーンに身売りされる事になったのです。
親会社の変更による影響なのか「ウェンディーズ」の売り上げもどんどん減っていき、この時点で店舗数も71店舗に減りました。
そして2009年にはついに国内撤退の決断をする事になりました。
バーガーキングも一度国内撤退してから再上陸しましたね、日本人は「再上陸」という言葉に弱いのでしょうか?
救世主はドミノピザを作り上げた伝説の経営者
そんな「ウェンディーズ」ですが、2011年には日本国内への再上陸を狙います。
その責任を任されたのが「アーネスト・M・比嘉」会長、日本初の宅配ピザチェーン「ドミノピザ」を作った人です。
しかし、いざやってみると出店場所を確保するのも難しく、ガッツリ系のハンバーガー主体だった「ウェンディーズ」にはサイドメニューも少ないので女性客も見込めず、出店・集客において非常に困難な状況でした。
ファーストキッチンとのコラボレーション
そんな状況を打開すべく、比嘉会長が思いついたのは既存店舗とのコラボレーション。
出店場所を確保する必要もなく、サイドメニューが充実した店舗とコラボすれば新しい客層も取り込むことが出来ます。
そんな中、目を付けたのがサイドメニューが42種類もある「ファーストキッチン」。店舗数も全国で128店舗あり、どのお店も駅前などの好立地に存在しています。
そして実験的に2015年、ひとつの店舗をコラボレーション店舗にすると、なんと前年比60%アップの売り上げを達成したのです!
弊社のオフィス近くで配っていました。今日からオープンということもあり、朝からシュッとして爽やかな店員さん方に元気をもらいました。今度行こう(*´-`)#ファーストキッチン・ウェンディーズ pic.twitter.com/jG8RroIgnR
— 【公式】キャップクラウド株式会社🗻 (@CC_focusU) 2017年6月20日
ファーストキッチンを買収、コラボ拡大へ
手ごたえを感じた比嘉会長は「ファーストキッチン」を買収。
2016年には6店舗、2017年には14店舗とコラボレーション店舗数を拡大しています。
売り上げは前年比でプラス30%と好調なので、今年中に30店舗を目標に拡大していくようです。
感想&まとめ
上野駅の近くに「ウェンディーズ」&「ファーストキッチン」のコラボレーション店舗があるのですが、最初見た時は何事かと思いましたw。
だってハンバーガーチェーンとハンバーガーチェーンがコラボすること自体が良くわからないですからね。
しかしながら「ウェンディーズ」には「ウェンディーズ」のファンがいて、「ファーストキッチン」には「ファーストキッチン」のファンがいるワケですから、コラボというのもアリかも知れませんね。
ちょっと思ったのは名前が長すぎるので何か愛称を付けた方がみんな覚えられるかな?と思いました。「W&F」でも良いかも知れませんが、アメリカのプロレス団体みたいで格好悪いですかね?w
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