2017年7月23日放送の「がっちりマンデー!!」では新企画「あの店は今!?」という事で過去にブームとなった企業やお店が今どうなっているかを特集!
「花畑牧場」、「シェーキーズ」、「ウェンディーズ」と誰もが聞いたことのある企業ですが、最近ではあまり名前を聞く事はなくなりましたよね。
そんな一大ブームを巻き起こした企業の気になる今をまとめてみました。
花畑牧場
2007年に生キャラメルで一大ブームを巻き起こした「花畑牧場」。
ブームが去った頃には「倒産!?」というニュースや噂も流れましたが、今や昔とは比べ物にならないくらいの大成長を遂げていました。
今では業務用の製品に力を入れて、ローソンやファミリーマートの商品を扱う一大企業です。
そんな大成長の転機となったのはやはり生キャラメルブーム。ブームの後の状況を見た田中義武社長はメディアに頼らない商品の開発に取り掛かりました。
現在では取扱商品も増えて、事業をますます拡大していっています。身の回りにあるスイーツやチーズが「花畑牧場」で作られているというのは驚きでした。
また、手作りという大量生産とは真逆の方針を貫き通す事で、細かい企業のニーズに応えられた事も今日の成長に繋がっています。
ひとつの商品に頼ることなく、また自社の強みを生かした戦略が功を奏したようです。
詳しい内容はコチラから
→がっちりマンデーで花畑牧場の今を紹介!倒産どころではない驚異の成長を遂げていました!
シェーキーズ
1973年に日本への出店を果たした「シェーキーズ」。アメリカ発のピザレストランチェーンとしてランチタイムはピザ食べ放題で380円などと話題性をウリにして店舗拡大を狙っていました。
しかしながらイタリアンレストランブームの台頭や宅配ピザの出現などにより、どこでもピザが食べられるような時代になり、売り上げは年々落ちていきました。
そんな「シェーキーズ」は現在、ファミリー向けの食べ放題チェーンとして復活を遂げています。
親会社の変更により、安く食べ放題を提供する事が出来るようになった「シェーキーズ」。
今までの話題性よりもターゲットを明確にしたサービスを提供する事で着々とお店のファンを増やしています。
自分達ができる可能性を模索して、新しい挑戦に挑む姿勢が復活の要因だと思います。
詳しい内容はコチラから
→がっちりマンデーでシェーキーズの今を紹介!あの店は今新しい食べ放題で儲かっています!
ウェンディーズ
1980年に日本上陸を果たした「ウェンディーズ」。本場のハンバーガーが食べられるという事でこちらもブームを巻き起こしました。
しかし、度重なる親会社の交代などにより業績は悪化。一時期は100店舗あった店舗数徐々に減っていき遂に日本撤退を決めたのです。
日本撤退から2年後、再上陸を果たした「ウェンディーズ」。その裏側にはドミノピザを作った男「アーネスト・M・比嘉」会長の手腕がありました。
出店場所がない、新しい客層を取り込めないという問題を解決したのが「ファーストキッチン」とのコラボ。
駅前の好立地と女性客の獲得を達成して、着々と売り上げや店舗数を伸ばしています。
誰もが思いつかないような奇想天外な発想こそが現状を打破するキッカケとなる可能性があります。常に新しいアイデアを持つことがビジネスチャンスに繋がります。
詳しい内容はコチラから
→がっちりマンデーでウェンディーズの今を紹介!日本撤退からコラボ店舗展開までの歴史とは?
感想&まとめ
「花畑牧場」、「シェーキーズ」、「ウェンディーズ」ともに、一大ブームを巻き起こした企業ですが、ブームの後には苦難の道が待っているものです。
大切なのはブームに踊らされずに早い段階で将来的な方向を見定めて置く事。何も対策する方法を考えていなかった時点で会社は倒産してしまいますからね。
そのことに早く気付いた企業がこれからも大きく生き残っていく事になるのでしょう。今回も勉強になりました。