8月12日放送のがっちりマンデー!!は「リフォームウォーズ2018」。
最近は新築よりも古いものを直すリフォームやリノベーションが大人気、そんなリフォーム業界の中でも独自ビジネスを展開して儲かっている会社を紹介してくれました。
最初に紹介されたのは名古屋にある「ニッカホーム」、キッチンやトイレ、お風呂などの水回りの取り替えリフォームを専門に扱っている会社です。
ニッカホーム
名古屋にある本社はお世辞にもキレイとは言えない小さくて古い建物、会長の話によると家賃30万円で借りている物件だそうです。
そんな見た目とは裏腹にニッカホームの年間施工数は約54,400件、年商は約306億円とリフォーム専門会社では全国トップの売上を誇っています。
その裏にあったのは今までリフォーム業界に無かった画期的システムと、他社では真似できない自社社員職人の育成にありました。
とにかく明朗会計
ニッカホームが配っているチラシはまるでスーパーの安売りチラシのような色使いの黄色いチラシ、一見安っぽく見えますが温かみがあってお客様の受けも良いそうです。
そしてもう一つの人気の理由が明朗会計、メニュー式になっていて全ての金額が一つずつ明確にわかるようになっています。
システムキッチンの価格も本体価格+工事費の合計がしっかり書いてあるので、実際に見積もりを取らないと本当の金額がわからないリフォーム業界では画期的なシステムです。
マネできない安さ
ニッカホームのリフォーム価格は一般的な値段よりも2割程度安く設定されています、安くできる理由はまず仕入れ価格の安さ、全国トップの受注数があるのでパーツをまとめて仕入れる事が可能になります。
もう一つの大きな秘密が「多能工の社員職人」、他のリフォーム業者では他社に外注して工事を行う会社も多いですが、ニッカホームでは全て自社の社員職人が行います。
そして通常であればクロス貼り、電気工事、配管などは専門の業者がそれぞれ行いますが、全ての仕事を一人で行えるのが「多能工」です。
全ての作業を一人で行うことが出来るので、時間の無駄が無くスムーズに作業が可能、結果的にコストダウンにつながっています。
独特の営業スタイル
普通の会社であれば営業・現場・アフターフォローと別々の担当が行いますが、ニッカホームでは全ての仕事を一人の社員が行います。
工事の受注から相談、施工からアフターフォローまで一人の担当がついてくれるのでお客様と仲良くなり、リピーターの増加にもつながっているようです。
感想&まとめ
ニッカホームの価格戦略は2番目に安いという事、安すぎると会社が続かないですしお客様は極端な安さよりも品質を求めます。
本社にお金をかけないのは安い価格設定と社員職人の育成にお金をかけたいのがその理由、確かに営業から施工まで一人で行える社員が多くいれば会社は将来的にも安泰だと思います♪
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