8月1日放送の「林修の今でしょ!講座」では「最新!お墓参り検定2017」を特集!お墓参りの時期やマナーを紹介してくれました!
お盆の時期も近づいてきましたのでそろそろ故人を敬うためにも正しいお墓参りの仕方やマナーを学んでおこうと思います。
そもそも、なぜ?お盆の時期にお墓参りをするのかというと「亡くなったご先祖様がお盆に返ってくる」から。
そのご先祖様が帰ってきた時期に合わせてお墓参りをすることによってご先祖様を迎えに行くのがお墓参りをする理由です。
目次
【第一問】墓石の掃除に適さないものは?一般正解率32%
選択肢は次の3つ、「雑巾」・「タワシ」・「歯ブラシ」。正解は…「タワシ」。
最近の墓石は磨き上げられたものが多く、表面にお線香のヤニや雨・泥がつかないようにあらかじめコーティングされているものが多くなっています。
タワシで墓石の表面を削るとコーティングがはがれるばかりか、表面に傷をつけて苔(こけ)を繁殖させてしまう危険性があります。
雑巾を使って語りかけるように磨き、亡くなった方の背中を流すような気持ちで掃除するのが良いという事です。
また、水を直接墓石にかけるのはご先祖様に失礼に当たるもの。
雑巾を固く絞ってふくのが良いですが、その際には雑な布と書く雑巾を「浄布(じょうきん)」と呼ぶことによって故人への敬意を表す方もいるそうです。
そして歯ブラシは墓石に刻まれた文字などの溝を掃除するのにとっても便利です。
雑巾や歯ブラシで掃除する際の注意点としては「一度使ったものを使わない事」。新品を使わないとご先祖様に失礼に当たります、絶対にヤメましょう!
【第二問】故人に供えるお花で適さないものは?一般正解率54%
選択肢は次の3つ、「バラ」・「ひまわり」・「胡蝶蘭」。…正解は「バラ」。
バラについている「トゲ」が故人を傷付けてしまうから、というのが大きな理由です。
故人が好きだったお花を供える分には問題ないですが、トゲや毒があるお花に関しては止めておいた方が無難でしょう。
どうしても故人がバラを好きだった場合にはトゲを抜くか、トゲが無い品種のバラを供えれば良いそうです。
【第三問】お墓にあるくぼみには何を供えれば正しいのか?一般正解率28%
選択肢は次の3つ、「水」・「線香」・「食べ物」。…正解は「水」。
お墓のくぼみの名前は「水鉢(みずばち)」、その名の通り水を入れるためのくぼみです。
水を入れる事によってご先祖様の姿が水に映し出されるかもしれないと言うのがその理由です。
水鉢が無いお墓であれば、故人の愛用していた湯飲みなどで代用しても良いそうです。
お墓参りの豆知識:お墓にある○○家と書かれている手桶は使っても大丈夫?
仏教の精神は「分け合い」。つまり他人とシェアする事を勧めています。
○○家さんの手桶でもみんなでシェアする事が仏教の精神に乗っ取った正しい行為だと言えます。
それでも気になる方は墓地の名前が書いてある手桶を使う方が良いでしょう、人の物を勝手に使うというのも気が引けますしね。
感想&まとめ
ここまでで、たった三問を終えたばかりですが知らなかった作法やマナーが次々と出てきました。
特にお墓の掃除にはタワシを使うイメージがすごくありましたけど本当はダメなんですね。
知らず知らずのうちにやりそうな事がたくさんあったので目からウロコ状態です。
個人的にはお墓参りをする機会は少ないのですが、正しい作法やマナーで気持ちよくお墓参りをしてご先祖様に感謝したいと思います♪
第四問以降はこちらから
→林修の今でしょ講座でお墓参りのマナーを紹介!お酒の供え方やお線香の消し方!最新!お墓参り検定2017!
→林修の今でしょ講座でお墓参りのマナーを紹介!SNSへの投稿、清めの塩は?最新!お墓参り検定2017!