8月1日放送の「林修の今でしょ!講座」では「最新!お墓参り検定2017」と題してお墓参りの時期やマナーに関して解説!
全9問の役に立つお墓参りの豆知識も残すところあと3問です。
最後はお墓参りが終わった後の作法について解説、また帰省する際に覚えておきたい正しい仏壇へのお参り方法なども紹介します!
目次
【第七問】お墓参りで撮った写真をSNSに載せてもいい?一般正解率19%
選択肢は次の2つ、「良い」・「ダメ」。正解は…「良い」。
お墓参りをした事がメッセージになり、自分もお墓参りに行こうと思ってくれる事になるのであればSNSに投稿する事は問題ありません。
ただし、お墓には個人情報がたくさん書かれています、本名・戒名・亡くなった日付など。
それらの情報をSNSに載せるのはいけない事なので、撮影する際には写らないように気をつけましょう。
【第八問】お供えした食べ物はどうする?一般正解率87%
選択肢は次の2つ、「置いておく」・「持ち帰る」。…正解は「持ち帰る」。
お供え物を置いて帰ると、猫やカラスなどが食い荒らしてしまうので絶対に持ち帰りましょう。
お墓の周りが汚れてしまう事になってはお墓参りした意味が無くなってしまいます。
昔は置いたままになっていたお供え物も多く見ましたが今は持ち帰るのが常識のようです。
【第九問】清めの塩は振った方がいい?一般正解率79%
選択肢は次の2つ、「振った方がいい」・「振らなくていい」。…正解は「振らなくていい」。
そもそも清めの塩は仏教では無く神道に由来した考え方で、不浄とする死を連れてきてしまう事を嫌う意味から清めの塩を振る風習が出来ました。
しかし仏教では死を不浄なものとは考えません。ですから仏教の場合には清めの塩を振る必要はないのです。
お墓参りはもちろんの事、仏教のお葬式でも清めの塩を振る必要は無いそうです。
間違いだらけ?仏壇参りの作法
まずはお盆飾りの意味を知りましょう。
・精霊馬(しょうりょううま)…キュウリやナスにおがらと言われる植物を指したもので、キュウリは馬を表し、ナスは牛を表します。お盆にご先祖様が返ってくる際には足が速い馬を、帰る時には足が遅い牛でゆっくり帰っていただく事を意味しています。
・盆提灯(ぼんちょうちん)…ご先祖様が迷わず帰ってくる目印として飾られます。
ひとつひとつの飾りにも意味があるんですね。
続いては仏壇参りの作法の解説です。間違えやすいポイントは2つ…
・お供え物を置くときは熨斗(のし)を自分の方に向ける
・合唱をする時は「おりん」を鳴らさない
お供え物を置くときは熨斗を仏壇に向けて置きがちですが、亡くなった方をお飾りするという意味では自分の方に熨斗をむけた方が故人に敬意を表せます。
また「おりん」を鳴らすのはお経をあげる時だけ、そもそも「おりん」はお経のリズムを取るために鳴らすもの。お経を唱えないのであれば「おりん」は鳴らしてはいけません。
感想&まとめ
今回の「林修の今でしょ!講座」では「最新!お墓参り検定2017」としてお墓参りに関する作法やマナーを細かく解説してくれました。
知っていた事も、もちろんありましたが知らない作法やマナーが多すぎてビックリしました。
清めの塩は常識だと思っていたんですが仏教の風習では無かったんですね、お葬式の際には必ず清めの塩を振るものだと思っていました。
もうすぐお墓参りの時期がやってきますが正しいマナーや作法で気持ちよくお参りできればと思っています♪
第一問から第六問まではこちらから
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