3月20日放送の林修の今でしょ!講座では健康長寿に役立つ3大山菜「ヨモギ」・「フキノトウ」・「ウド」の健康効果を解説!昔から「春の皿にはえぐみ(苦味)をもれ」という言葉もあるように、春には苦い山菜を食べる事で健康を保つことが出来るそうです!
目次
血管を老けさせない「ヨモギ」
カリウムとβ-カロテンのダブル栄養素
ヨモギには血圧を下げる効果がある「カリウム」、そして動脈硬化などを防ぐ「β-カロテン」が豊富に含まれています。特に重要なのはβ-カロテンによる抗酸化作用、かぼちゃの約1.4倍というβ-カロテンが酸化物質からの攻撃を防いでくれます。
ヨモギの栄養素を逃さない食べ方
一番オススメの食べ方は「ヨモギの天ぷら」、天ぷらとβ-カロチンは相性が抜群で通常は油に流出しやすいβ-カロテンを天ぷらの衣をまとわせる事によって防いでくれます。衣の中に染み込んだβ-カロテンは体内で分解されるので、効率良く栄養素を摂取する事ができるそうです。
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腸を老けさせない「フキノトウ」
豊富な食物繊維とフキノリド
山菜全てにおいて食物繊維は多いですが、フキノトウはゴボウの約1.2倍と食物繊維を大量に含んでいます。またフキノトウを語る上で欠かせないのが「フキノリド」という香り成分、香りで消化を促進してくれるので胃腸の環境改善に効果的だそうです。
フキノトウの栄養素を逃さない食べ方
一番のオススメは「フキノトウの味噌和え」、細かく刻んだフキノトウに味噌を加えただけのお手軽料理です。味噌に含まれる乳酸菌とフキノトウの食物繊維がダブルで腸内環境を整えてくれます。ちなみに食物繊維を摂るだけであれば調理方法は何でも良いそうですので定番の天ぷらなどでも美味しくいただけそうですね。
体を老けさせない「ウド」
クロロゲン酸の抗酸化作用
ウドに豊富に含まれる栄養素は「クロロゲン酸」、体の中の細胞の老化を抑える強い抗酸化作用を持っています。酸化が進むと健康な細胞ががん細胞になってしまう危険性もあります、体が酸化する=老化が進むという事なので、出来るだけ酸化を抑える効果があるウドを食べるのは健康長寿にとってはかなり効果的であると思います。
ウドの栄養素を逃さない食べ方
ここは定番料理でもある「ウドの酢味噌和え」、お酢が水に弱いクロロゲン酸の流出を防いでくれる効果があります。抗酸化作用が強いクロロゲン酸を効率的に摂る事によって、若々しい体を保てるように心がけましょう。
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感想&まとめ
子どもの頃は山菜料理を見ても心躍る気は全くしませんでしたが、年を取るにつれて山菜の苦味が美味しく感じられるようになってきました。この時期であればやはり山菜の天ぷらが抜群に美味しいですね、旬の山菜をカリッと揚げた天ぷらで春の訪れを楽しみたいと思います♪
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