10月14日放送のがっちりマンデー!!では「儲かる!業界限定の憧れブランド!」を特集!
最初に紹介されたのはヘアスタイリスト業界、美容師・理容師さんの仕事道具と言えば「ハサミ」ですが業界ではハサミは自分で買うのがお約束だそうです。
そんなヘアスタイリスト業界で一人前になったらこれを買いたいという、憧れのブランドが高級ハサミ「ナルトシザー」でした。
ナルトシザー
兵庫県宝塚市にある株式会社ナルトシザーが製造している、1つ十数万円もするヘアカット専用の高級バサミです。
その特徴は切れ味鋭く長持ちであるという事ですが、あまりにも切れ味が良すぎるので技術が無いと自然な仕上がりにする事は難しいと言う反面もあるそうです。
まさにナルトシザーを扱えること自体が、一流の美容師・理容師さんのステータスでもあるようです。
→製品紹介 | 美容鋏(ハサミ)・理容鋏(はさみ)・美容ハサミ・シザーのナルトシザー
ナルトシザーの特徴とは?
ハサミ界のベンツ「ナルトシザー」、最大の特徴は刃と刃の隙間が少し多いという事。
通常のハサミは刃と刃が擦れ合ってモノを切りますが、それだと刃と刃が多く擦れてしまうのですぐに刃がダメになってしまいます。
ナルトシザーの場合は刃に微妙な湾曲をつけることで刃と刃が接する点はたったの一点、刃と刃が擦れないように少し隙間を開ける事で切れ味が落ちるのを防いでいます。
理容ハサミ界のメルセデス
ナルトシザー #ガッチリマンデー pic.twitter.com/8ceW4SBR2K— キム (@kimukimu1966) 2018年10月13日
刃の研磨工程は30工程以上
ナルトシザーとして認められる製品になるまで、刃の研磨工程は30工程以上に及びます。
基本の形にする研磨、磨きをかける研磨、切れ味を良くする研磨など、数多くの研磨工程を経てやっと世に出せる商品が出来上がります。
そこで大切になるのはやはり人間の感覚、刃の手触りや光沢だけで微妙な切れ味を見極めていきます。
刃の隙間の幅は約0.03mm、紙一枚通るのがやっとという位の微妙な調整が施されます。
まさに 巧みの世界
ナルトシザー #ガッチリマンデー pic.twitter.com/Mm0lswdL2l— キム (@kimukimu1966) 2018年10月13日
最終チェックは濡れティッシュ
刃の研磨工程が終わりハサミの形に組み合わせたら、実際にウィッグをカットして切れ味を確かめていきます。
そして最後にチェックする工程は濡れティッシュを切る工程、最初の段階ではティッシュを切る事ができませんでした。
刃の調整のために少し研磨作業を行っただけで、さっきは全然切れなかった濡れティッシュがスパスパ切れるようになりました。
こうしてハサミ界のベンツ「ナルトシザー」が、またひとつ産声をあげました。
感想&まとめ
1つ十数万円以上するナルトシザーですが売上は年間で6,000丁以上、単純計算でも年間6億円以上の売上になります。
妥協を許さないモノ作りで良い製品を作り続ける事が、ブランドとしての価値を高めてファンを増やしていく結果に繋がっているんだとと思います♪
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