4月22日放送のがっちり!!マンデーでは「意外に国産ビジネス」を特集!見た目などからてっきり外国産だと思っていた商品が実は国内産だったというビジネスを紹介してくれました。
最後に紹介されたのは山形県南陽市にある「ナカノアパレル」、一見ただの小さな縫製工場のように見えますが実は「ジル・サンダー」、「プラダ」、「ジェームス・パース」などの一流海外ブランドの洋服を作っているスゴイ会社でした。
海外一流ブランド製品を山形県で製造
人口3万2千人の小さな町にあるナカノアパレルさんの工場は、一見のどかな田舎にある工場のように見えますが海外一流ブランドの洋服がこの工場で次々と製造されています。
「ジル・サンダー」、「プラダ」、「ジェームス・パース」などの海外一流ブランドがナカノアパレルに製造を依頼する理由は世界に誇る日本の縫製技術にありました。
世界のブランドを魅了する無縫製技術
この工程に使われるのは無縫製ミシン、針や糸を使わずに特殊なノリを使って縫製する特殊な技術です。まずはノリの付いた両面テープをミシンで生地に貼り付けて生地同士を合わせていきます、その後プレス機で圧力をかけながら高温でノリを溶かして縫製する技術です。
元々は元々はウエットスーツで使われていた技術ですが、生地が厚い綿では不可能とされてきました。しかしナカノアパレルさんではノリの種類や圧力・温度を調整する事によって、綿での無縫製技術を確立する事に成功したのです。
さらに新しい独自の縫製技術も
その技術の名前は「ボールチェーン千鳥留め」、女性服の襟などにある金属の飾りであるボールチェーンは以前は手でひとつひとつ縫製していて1着作るのに1時間以上もかかったそうです。
ナカノアパレルさんではこのボールチェーンを縫製することが出来る特殊なミシンを開発、1時間以上かかったボールチェーン留めの工程を10秒程度で完成させることが可能になりました。
【国産が海外を凌駕】#がっちりマンデー
もんげーバナナ「凍結解凍覚醒法」
熱帯でなくとも過酷な環境で覚醒へ
成長も早まり、糖度アップ、皮まで食べられる
ロシアなども注目だとか #ASCO(岡山)ノリで圧着仕上げ「無縫製ミシン」
プラダなど海外ブランドが発注する技術#ナカノアパレル(山形) pic.twitter.com/n9lP30gZXm— わび@さび (@think_literacy) 2018年4月21日
感想&まとめ
ナカノアパレルさんでは日々業務用ミシンの改造に取り組んでいます、その技術力から「オンワード 23区」などの国内ブランドからも依頼があり順調に売上を伸ばし続けています。
2007年には約18億円だった売上も2017年度は33億円を見込んでいると言いますからこれからも伸び続けそうな会社ですね♪
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