7月29日放送のがっちりマンデー!!では「儲かる!ビル仕事」を特集!
日本全国小さな雑居ビルから高層ビルまでとにかくビルだらけ、そんなビルに関わる仕事であればかなり儲かっているのではないか?という事で徹底調査!
2番目に紹介されたのは「エレ・ナビ」、三菱電機が新たに開発したエレベーター管理システムです。
三菱電機
三菱電機のエレベーターといえば、国内シェア30%を誇る日本No.1のエレベーターです。
愛知県にあるエレベーターやエスカレーターを製造している稲沢製作所では、高さ173mのエレベーター試験棟や国内ではここでしか作れないらせん型のエスカレーターもありました。
そんな三菱電機が数十年前から研究しているのが「エレベーター来ない問題」でした。
→三菱エレベーター・エスカレーター|昇降機新設・メンテナンス・リニューアル|三菱電機
エレベーター来ない問題
複数台のエレベーターを設置しているビルでは「郡管理システム」を使い、複数のエレベーターを効率的に動かして待ち時間を減らしています。
それでも利用客の乗降状況によって、どうしても待ち時間が長くなってしまうケースも存在してしまうようです。
三菱電機の研究によると、エレベーターを待っている人のイライラ度は待ち時間の二乗で表すことができ、10秒待っている人であれば100、30秒待っている人は900にもなるそうです。
長待ち率(ながまちりつ)の解消
長待ち率とはエレベーターを60秒以上待っている人の割合、イライラ度は3600で最高潮に達しています。
そんなイライラを解消するために60秒以上待っている人を見つけたら、階を素通りしたり階の途中で反転などをさせて優先的にエレベーターを手配する仕組みを作りました。
最近のエレベーターに階数表示がついていないのは、この素通りや反転を知られないようにするための工夫だそうです。
「エレ・ナビ」
こちらが三菱電機が開発した最新のエレベーター管理システム。
乗り降りする時に行先階のボタンを押す事で、どのエレベーターに乗れば良いかを事前に知らせてくれるシステムです。
一度乗ったら他の階のボタンは押せないので、乗ってから各駅停車のように各階に止まるというようなケースも回避できます。
全国6つのビルで稼働中のシステムですが、待ち時間がかなり短縮されたそうで利用者にもビルの管理会社にも大好評だそうです。
うちの淑徳巣鴨にもはやくエレナビとやらを導入して朝の混雑緩和してほしい pic.twitter.com/H1HZ1W2lhz
— くれいん (@kuranadoraivu) 2017年9月30日
感想&まとめ
エレベーターがいっぱいあるような巨大なビルだと、確かにどのエレベーターに乗れば良いか迷ってしまいます。
管理システム側の立場で考えると、どの階に行くのかが乗ってからわかるのと事前にわかるのでは効率に大きな差がでてきます。
基本的には目的の階以外に行く事は無いので、事前に伝えるだけで無駄な時間を省いてくれる画期的なサービスだと思います♪
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