7月1日放送のがっちりマンデー!!では「儲かる!地味チェンジ」を紹介!
例えば看板を変えたり、今までとは違う客層への新しいサービスをはじめたりなど、よく知っているお店や会社がちょっとだけ地味に変わっているケースが多くなっているそうです、
そんな地味チェンジをして業績を伸ばしている会社を紹介してくれました。最初に紹介してくれたのは「株式会社ナスタ」、郵便受けのトップメーカーが行った地味チェンジとは?
株式会社ナスタ
住宅用設備を主に扱う会社ですが、特に郵便受けに関しては国内トップのメーカーです。
そんなナスタさんが地味チェンジしたのはもちろん郵便受け、マンションやアパートで使われる集合住宅用郵便受けを地味チェンジした所、売上が約2倍に跳ね上がったそうです。
投入口の縦の幅を広げた
従来の2.5cmの幅では郵便受けにあるものが入らないことが問題となっていました、それはネット通販などでよく使われる「メール便」。
ネット通販大手のアマゾンでは本やDVDはメール便を使って配送しますが、従来の2.5cmの郵便受けではメール便の箱が入りませんでした。
郵便受けに荷物が入らないとその荷物は一旦営業所に持ち帰って再配達という事になりますが、持ち帰ってきた荷物で保管場所がいっぱいになってしまう事もあったそうです。
そこでネスタ・アマゾン・日本郵便が手を組んで広い投入口の郵便受けを開発、幅3.6cmの投入口でメール便の箱がそのまま入る郵便受けを作りました。
さらに盗難防止のための改良
郵便受けの投入口の幅が広くなるという事は、中に手を入れて郵便物を盗まれる心配も出てきました。
そこで開発したのが盗難防止投入口、郵便受けの投入口に12枚の板を取り付ける事によって、中に手は入るが郵便物は取り出せないという工夫を施しました。
さらなる地味チェンジも
投入口の幅が広い郵便受けは2014年11月に発売を開始しましたが、最近でもある地味チェンジを行ったそうです。
その地味チェンジとは郵便受けの素材をステンレスからプラスチックに変えた事、集合住宅用の郵便受けは屋内に設置されるものなので強度が低いプラスチックで作っても問題ない事に気付いたのです。
郵便受けの素材を変える事で材料費が安くなり、全体的なコストも削減、さらに売り上げを伸ばしているそうです。
ナスタ(NASTA) 戸建/集合住宅向け 防滴型郵便ポスト KS-MB34S-MBK モダンブラック
感想&まとめ
メール便は受取人がいなくても郵便受けに入れて配達できるので、配送費を安くできるのがメリットの配送サービスです。
しかしメール便の箱が郵便受けに入らない時点で、メール便なのに普通の宅配便のように再配達をしなければならなくなるというのは日本郵便にとってはかなり深刻な問題だったと思います。
郵便受けの投入口を広げるという地味チェンジを行う事によって、ナスタ・アマゾン・日本郵便、全ての会社にとってメリットがあったと思います♪
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