8月13日放送の「がっちりマンデー!!」では海外向けの中古農機具販売を手掛ける「旺方トレーディング」を紹介!
創業平成12年で世界87ヵ国と取引、年商10億円をかせぐ一流企業です。
そんな旺方トレーディングが海外で儲かっている理由は社長の画期的なアイデアと行動力にありました。
株式会社 旺方(おうほう)トレーディング
鳥取県鳥取市にある海外向け中古農機具販売を手掛ける旺方トレーディング。
綺麗なIT企業のようなオフィスで会社の紹介をしてくれたのは「幸田伸一」社長です。
20歳で起業して37歳にして年商10億円の会社を経営しているんですから、かなりヤリ手の社長さんですね。
→株式会社旺方トレーディング|農機具買取・海外輸出・国内小売卸売・農機具レンタル・フランチャイズ
日本で売れなくても海外では売れる?
この商売のポイントは海外で売る事、日本では中古の農機具なんて買う人も少ないですが海外では日本の農機具は飛ぶように売れるのです。
例えば中古のトラクターであれば日本製はシンプルで小型、操作・修理がしやすい、小回りが利く、モノが頑丈など良い所ばかりです。
アフリカなどへの輸出が多いそうですが、フランスのワイン畑やイギリスのガーデニングにも使われているそうです。
30年前の中古トラクターを国内で10万円で買い取り、海外で20万円で販売しています。売値が安いようにも見えますがまとめて売る事で利益を確保しているそうです。
海外ならではの販売方法
旺方トレーディングでは買い取った農機具の修理やメンテナンスを一切行いません。
世界390社と提携していて、その販売代理店が修理やメンテナンスを現地で行って直接消費者に販売します。
例え輸出した後に動かなくてもパーツが売れるので問題は無いそうです。
これは良い販売方法ですね、修理やメンテナンスの事を気にしないで輸出だけ手配すれば済んでしまいますから人員もそんなに必要ありません。
農機具買取ドットコム
販売先に困る事は無くなったのですが、今度は国内で調達する中古の農機具が足りません。
そこでインターネットで直接農家から農機具を買い取る仕組みを作りました、それが「農機具買取ドットコム」です。
従来は業者から買っていた農機具を直接買い取る事で中間マージンを省く事もできますからまさに一石二鳥のアイデアです。
→中古トラクターや中古農機具の買い取りなら農機具買取ドットコム
信用しないと何も始まらない
高校卒業後にリサイクル会社に就職した幸田社長。
世界を相手にビジネスしたいという昔からの思い、また実家が農家という事もあり20歳で海外向けの中古農機具販売の会社を起ち上げました。元手はなんと20万円。
自分で海外に行っても全然売れずに困っていたところにエジプト人留学生がエジプトでトラクターを売ってくると声をかけてきました。
怪しいと思った幸田社長ですがエジプト人留学生を信用して中古のトラクターを20台手配、後払いでエジプトに輸出します。
その後連絡はなく不安な日々が続きましたが、1ヶ月後にエジプト人留学生からトラクターが全部売れたのでもっと送って欲しいとの連絡があったそうです。
相手を信用しないで成り立つビジネスなんてありませんからね、しかし幸田社長の決断力には驚きます。
感想&まとめ
これは良い市場ですね、言わばリサイクルですからエコにも優しいですし働いている社員の方もやりがいを感じるのではないでしょうか。
一見簡単そうに見えますが海外の提携先が見つかるまでは大変だったでしょうね、まずは売り先を見つけないと仕入れができないですからね。
まずは販売先を十分に確保して、その後から仕入れの方法を見直して利益を生み出す。立ち止まることなく成長していく会社は考える事がやっぱり違います!
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