7月30日に放送された「がっちりマンデー!!」では新企画「名前がついて○○式ビジネス」と題して○○式と名前がつく商品を特集!
紹介されたのは九州熊本にある株式会社果実堂の「高瀬式14回転ハウス」。
ハウスが14回転?よくわからないネーミングですが今までにない画期的な商品だそうです。
「高瀬式14回転ハウス」の正体は?
ハウスと聞くと建築関係の会社を想像してしまいますが、株式会社果実堂はベビーリーフを栽培している会社。
そのベビーリーフを効率的に栽培するために開発されたのが「高瀬式14回転ハウス」、栽培用のビニールハウスですね。
開発したのは「高瀬貴文」さん、元建築士から転職した経歴を持っていて、その知識とノウハウをビニールハウスに活かしたようです。
何が14回転?
「高瀬式14回転ハウス」の14回転というのはベビーリーフを1年間に栽培して出荷する回数の事。
元々8回転だったのが、10回転、14回転とだんだん増えていったそうです。
8回転の出荷が14回転になれば出荷量もおよそ2倍近くなりますから良い所に目をつけましたね!
14回転出荷できる秘密とは?
「高瀬式14回転ハウス」が1年間に14回も出荷できる秘密は風にめちゃめちゃ強いからなんです。
風速30mの風を正面、側面から当てて実験してみてもビクともしません、これなら台風などの被害を受けずに安定してベビーリーフを栽培する事が可能です。
最大40m~50mの風にも耐えられるそうです。
秘密はハウス内にある空気を抜くファン。ハウス内の空気を抜いて気圧を下げる事でハウス全体が周りから押し付けられる事になり強度が増すとの事です。
果実堂には他にも○○式が
果実堂には高瀬式以外にも○○式と名のついたものが2つあります。
落合式ハイプレッシャー法…大豆をつくるための発芽法
中島式パッキング法…ベビーリーフを効率的にパック詰めする方法
名前がつくと社員のやる気がアップするという事で社長が名前を付けてくれたそうです。
「高瀬式14回転ハウス」を他社にも販売
果実堂では2016年11月からこの「高瀬式14回転ハウス」を他社にも販売開始!
丈夫な温室を作るには数千万円の費用が必要ですが、「高瀬式14回転ハウス」であれば1棟あたり500万円で建てることが出来ます。
大変好調で今期中に1億5千万円の売り上げを見込んでいるようです。
感想&まとめ
高瀬式と名前がついていたので高瀬さんが社長なのかな?と思ったら社員さんだったんですね。
社員にやる気を出させようという社長の考え方は面白いですね、他の社員も自分の名前がつくようなものを開発しようと触発されます。
元々建築士だった高瀬さんが果実堂に転職した所にも何か運命的なものを感じますね、全く関係ないと思った業種でも経験が生かされるケースもあるんですね。
ベビーリーフを栽培していた会社がビニールハウスを販売するようになる。新しい考え方が新しいビジネスを生む典型例だと思いました♪
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