7月9日放送の「がっちりマンデー!!」ではその県「だけ」の儲かりエンターテインメント!を紹介。
県ごとに盛り上がっているビジネスを紹介していたのですが、ここでは和歌山県をピックアップ!
他の県では見られないほどカラオケに熱中する和歌山県民、これはビジネスに繋がりそうです。
ショーアップカラオケとは?
和歌山県 岩出(いわで)市にある「きはる」というカラオケスタジオ。
店内に入ると正面のステージでおじさんが熱唱。本格的な衣装に身を包み、ステージもライトアップされていて本格的。
店員さんにお話を伺うとこのお店で行われているのは「ショーアップカラオケ」。
1枚100円のチケット制で、他の人が歌っているときは歌声に集中するために私語厳禁だそうです。
まさに歌に集中して歌を楽しむだけにあるお店です。
似たようなお店は他の県にもあるとは思いますが、ここまで本格的にやろうとするのはちょっと考えられませんね。
なぜ和歌山県民はカラオケ好き?
キッカケは1984年から和歌山県ローカルで放送された18年続いた人気番組の「カラオケ道場」。
一般の参加者がカラオケで勝ち抜き歌合戦を行う内容の番組でしたが、この番組に出たいためにカラオケ人気が急上昇したそうです。
結果的に和歌山県は人口10万人あたりのカラオケボックス店舗数全国1位(2014年)。駅前には「カラオケ」の看板がいたるところで目につきます。
また、カラオケ店では「歌手を呼んでくれる」サービスも好評、結構有名なカラオケスターを続々呼ぶことで集客を途切れさせない工夫を行っています。
その甲斐あってか、「きはる」では32席しかない店内に年間15,000人ものお客さんが来てくれているそうです。まさにエンターテインメントですね。
カラオケの衣装も儲かる!
さびれた商店街の中でも流行ってそうな雰囲気のお店「エルビアン」。カラオケのドレスを販売しています。
1着15,900円から59,800円ほどのドレスが年間400着ほど売れるそうです。
接客方法も独特で、まずお客様の歌う歌を聞いて、その歌のイメージに合わせてドレスを勧めてくれます。
曲調や歌詞に合わせたドレスを勧められるとカラオケ好きの和歌山県民は財布のヒモが緩むのでしょうか?番組内でドレスを買ったお客様は24,900円のドレスを3着、計74,700円のお買い上げでした。
1回の買い物で7万円を出すなんてあんまりないですよね、しかもカラオケにしか使わないドレスです。
感想&まとめ
今回の「がっちりマンデー!!」ではその県「だけ」の儲かりエンターテインメント!を紹介していましたが、和歌山県民がそんなにカラオケ好きだとは知りませんでした。
しかもそのキッカケがローカルのテレビ番組だったとは、他の県では番組すら見る事ができないので知る由も無いですね。
地方には独特の文化があって、他の県からは思いもつかないような事が流行っていてそれが儲かっている事実があるわけですから全国回ってみれば思わぬビジネスチャンスに繋がる可能性もあるかも知れません。
ちなみに会社の同僚や知り合いに和歌山県出身の方がいるのであればカラオケに誘ってみるのも良いかも知れませんね♪
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