3月4日放送の「がっちりマンデー!!」では「おらが県こそ輝くNo.1 青森編」を特集!さまざまな県の日本一を紹介する人気企画第16弾、今回は青森県の日本一を紹介します。最初に紹介してくれたのは「サバ缶」、国内トップシェアを誇るマルハニチロさんの工場を取材します。
サバの缶詰年間生産数
1位 青森県 47.8%
2位 茨城県 13.2%
3位 千葉県 11.7%
ダントツで青森県がトップですね、国内シェアトップのマルハニチロさんだけで無く伊藤食品・宝幸・三星・八戸缶詰さんなど多数のサバ缶メーカーが青森県に集中しています。
なぜ青森県でサバ缶?
青森県はサバの漁獲量でいうと全国8位、そんな青森県でサバ缶の製造が始まったのは明治時代の事でした。八戸漁港は全国屈指のサバの水揚げ量を誇る港ですが、当時は冷蔵技術も発達していなかったので東京や大阪などの大都市にサバを供給する事が難しい状態でした。そこで当時の最新加工技術である缶詰にして全国に流通させようとしたのがはじまりです。
マルハニチロ株式会社
今回番組で紹介されたのが「マルハニチロ北日本青森工場」、サバ缶はマルハニチロ全体で年間528万缶作られていますがこちらの工場では336万缶と全体の約3分の2のサバ缶を製造しています。1年間に1万~1万2000トン(約3000万尾)のサバを使うそうですが、今回は特別にサバ缶の製造工程を見せてくれる事になりました。
サバ缶の製造行程
サバの内臓を取り除いて缶詰サイズにカットしたら缶に詰めていきます、そしてその後にある重要な工程がサバの身を立てる事です。1分間に140缶も流れてくる中から横向きのサバだけを見つけて皮を傷つけたり剥がさないよう微妙な力加減で向きを揃えていきます、こうする事で見た目も良くなりますし味にバラツキが出にくくなるそうです。
感想&まとめ
マルハニチロさんのサバ缶の年間売上は約63億円、青森県を支える一大事業です。サバの身を立てる作業を行っていたのは青森県女性、我慢強く根気強い青森県女性の力がある事でサバ缶の製造工程が守られている感じがしました。集中力や根気ってやっぱり大事ですね♪
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