12月24日放送の「がっちりマンデー!!」では「2017儲かりキーワード」を特集!今年も様々な儲かりキーワードが出てきましたが、その中でも2017年にかなり儲かっていた3つのキーワードと会社を紹介してくれました。最初に紹介されたキーワードは「ハイレジ」、街の人に聞いてみても言葉すら聞いたことが無い方が多かったキーワードでした。
「ハイレジ」とは?
「ハイレジ」とはハイレジスタントスターチの事、「ハイ=高い」・「レジスタントスターチ=難消化性でんぷん」という事なので難消化性でんぷんを多く含んでいる物が「ハイレジ」と呼ばれています。体内に摂取すると腸内の環境を良くして体重や内臓脂肪の増加を抑えてくれる働きがあると言われていて、大腸の奥まで届くと「短鎖脂肪酸」を生み出す事で肥満の予防にも繋がるダイエット食品です。
今話題のハイレジ食品とは?
東京都日野市にある帝人株式会社さんでは現在、ハイレジ食品である「スーパー大麦」の国内独占販売権を持っており全国の食品メーカーに「スーパー大麦」を供給しています。スーパーで売られているレトルトのおかゆやリゾット、またグラノーラなどの製品も販売されていて供給が追い付かないほどのヒットを飛ばしています。
繊維メーカーの帝人がなぜダイエット食品業界に?
「ハイレジ」は食物繊維、帝人さんも繊維を扱う会社、同じ繊維なら試してみても面白いと思い世界中のハイレジ食品を探し始めたそうです。3年前から研究を始めて最初の頃は4ヵ月で地球を2周するほどの距離をハイレジ食品を求めて飛び回る毎日でした、そんなある時オーストラリアにある食品研究所で出会ったのが「スーパー大麦」だったのでした。
去年の約5倍の生産量
10年かけて品種改良をしたと言う「バーリーマックス」という大麦は普通の大麦と比べてハイレジスタントスターチの含有量が約4倍も含まれている食材ですが、現在もオーストラリアでしか栽培出来ない大麦です。昨年は東京ドーム50個分の畑から作られた「スーパー大麦」は見事に完売、今年は5倍の東京ドーム250個分の生産を目指しているそうです。
感想&まとめ
なるほど「ハイレジ」と言われてもピンときませんでしたが、「ロカボ」などと同じダイエット食品だったんですね。グラノーラを習慣的に食べる人であれば多少値段が高くても肥満の予防が出来るのであれば「ハイレジ」を選ぶ可能性は高いと思います、そう考えると需要はまだまだありそうですのでこれからも儲かりそうな食材ですね♪
12月24日放送の「がっちりマンデー!!」で紹介された他の2017儲かりキーワードはコチラ
→がっちりマンデーでビットコインの謎を解説!本来は便利な決済方法?
→がっちりマンデーでeスポーツを解説!プロプレイヤー板橋ザンギエフも登場!