12月3日放送の「がっちりマンデー！！」では「業界新聞の記者に聞いた！せまい業界トップニュース！2017後編」を特集！ちょっとマニアックな業界新聞や専門誌の編集部の方達が今年一番スゴかった特ダネを厳選して紹介してくれました。最初に紹介されたのは「月刊食品包装」の特ダネ、今年創刊60周年を迎えた包装業界専門誌の特ダネは「クリームがつかないフィルム」でした！
東洋アルミニウム株式会社
群馬県伊勢崎市にある主にアルミ箔などの包装資材を製造している会社ですが、3年前にもいくら振ってもフタにヨーグルトがつかないフィルムを開発した事で「がっちりマンデー！！」で紹介されました。今回紹介されたのはヨーグルトでは無くクリームがつかない新フィルム、そう聞くとあまり違いが無いように思いますが実はとても画期的な発明でした。
ヨーグルトは水分、クリームは油分
以前紹介されたフィルムはフタの表面に細かい凸凹を作り水分をはじいていました、しかしそれだと水分ははじけるものの油分をはじく事は出来ません。そこで5年もかけて開発したのが油分をはじくことが出来る材料、その企業秘密の材料をフィルムに混ぜる事によって油分をはじくことが出来る新フィルムを作り出しました。
ケーキのフィルムは舐めてません！
(`･ω･´) pic.twitter.com/WHjHg0wePC— Syunske(Cyunske) (@syuns_k) 2017年10月15日
共同開発したのは山崎製パン
このフィルムを共同開発したのはクリスマスケーキなどでもおなじみの山崎製パンさん、せっかくキレイにケーキを作ってもフィルムを剥がす時にクリームがこびりついて剥がれてしまうと見た目も悪くなってしまいます。山崎製パンさんにとっては非常に大きな問題でしたが、新フィルムを使う事で見た目にも商品価値を落とさない事が可能になりました。
油をはじくフィルムは世界初の発明
この油分をはじくフィルムは世界初の発明です。番組で紹介されたのはケーキを巻いているフィルムだけでしたが、例えばケチャップなどの容器に使えば中身を最後まで使い切る事も可能ですしキッチンの汚れ防止シートなどに応用すれば油がこびりつくことが無く簡単に掃除が可能です。
感想＆まとめ
最初はヨーグルトがクリームに変わっただけだと思っていました。でも水と油ですからね、確かに全然別物なので新しい技術が必要になります。油分をはじける事でこれから色々なものに応用して便利なグッズが出てくるのに期待しています♪
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