11月12日放送の「がっちり!マンデー」では「儲かる!お店ネットワーク」という事でチェーンやフランチャイズでは無く小さいお店が集まってできたネットワークで儲かっている会社を紹介!最期に紹介されたのは「株式会社エストコーポレーション」、病院の予約サイト「エストドッグ」を運営している会社です。
株式会社エストコーポレーション
千代田区にあるエストコーポレーションは日本全国16万ヵ所の診療所・クリニック・病院を紹介するサイト「エストドッグ」を運営しています。「エストドッグ」の使い方は簡単、例えば勤め先の住所と受けたい診療科と時間を入力すれば診療を受けられる病院が表示されます。
このような病院検索サイトは他にもありますが「エストドッグ」にしか無い機能が「予約受付機能」。ネット上から簡単に予約できるので利用している診療所では患者数が3倍から4倍増えたそうです。
エストドッグに至るまで
この業界初の病院ネット予約のサイトを作るまでには様々な紆余曲折がありました。2008年から始まった「メタボ健診」では病院がデータを電子化して厚生省に送らなければならなくなったという点に目をつけて、そのデータ作製を代行するサービスから始まりました。
その代行サービスで培った病院とのネットワークがあるからこそ、現在のような16万もの診療所・クリニック・病院を紹介するサイトを構築できたそうです。
エストドッグの利用料は
初診の患者さんが「エストドッグ」で予約をした場合のみ紹介料として1件3000円がエストコーポレーションに支払われます。初診料というのは病院にとってあまり大きいものではないので患者さんが増えるのであれば病院にとっては安い経費という事になります。
また病院やクリニックは法律上、宣伝をしてはいけない事になっています。ちなみに口コミは宣伝にはあたりませんので「エストドッグ」では現在、口コミを充実させる手法を取っているそうです。宣伝が打てない病院にとっては唯一病院の認知度が上げられるサービスになっています。
病院予約ビジネスの市場規模は1兆5000億円
現在のところ16万あるうちの7400軒あまりが「エストドッグ」の予約サービスを利用しています。現在は1軒1軒の病院やクリニックを営業が周って予約システムの普及を目指しているそうです。
現在の「エストドッグ」の売り上げは年間で数千万円程度ですが、日本全国で1年間の初診患者数はおよそ5億人なので市場規模はおよそ1兆5000億円という事になります。まず最初の目標としてはそのうちの1%、年間で150億円を目指して営業活動を行っているそうです。
感想&まとめ
1兆5000億円の市場規模があるとはものすごい可能性を秘めたビジネスです、しかも他には無いというのであれば市場の独占も夢では無いですね。
病院独自で電話の自動応答やネット予約を受けている所もありますが、色々な病院を簡単に探せるサイトでそのまま予約出来た方が基本的には楽ですので利用する病院やクリニックはまだまだ増えそうです♪
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