11月5日放送の「がっちりマンデー!!」では「まさかのアレをミニサイズに!小さくしてがっちり!」という事で従来よりも小さくする事でがっちり儲けている商品を紹介しました。3番目に紹介されたのは「洗濯板」を小さくしてがっちりな木製家庭用品の製造販売を手掛ける土佐龍さんです。
株式会社 土佐龍
高知県須崎市の山奥に本社を構える土佐龍さん、様々な木製の家庭用品の製造・卸をしている会社です。この土佐龍さんが小さくしたのは「洗濯板」、年間3万枚以上も売れているという大ヒット商品です。
洗濯と言えば洗濯機を使って洗うのが常識の今の時代、ただ洗濯板を小さくしたからといって全く売れる気はしませんがこの商品は非常に細かいニーズを形にした素晴らしい商品でした。
泥汚れを落とす専用の洗濯板
この小さい洗濯板は部活に入っている子供達を持つ親御さんに大人気のヒット商品です。ソックスなどにこびりついた泥汚れは普通の洗濯ではなかなか落とす事は出来ませんが、この小さい洗濯板を使えば完全に落とす事は出来ませんがかなりキレイに洗うことが出来ます。
ソックスを洗うためだけなら大きな洗濯板は必要ないと考えて、洗面器にちょうどピッタリなサイズの洗濯板を販売してみたところ細かいニーズにマッチして大ヒットに繋がりました。
さらに汚れを落としやすい工夫も
昔の洗濯板では溝が水平に彫られていましたが、土佐龍さんの洗濯板は溝がカーブに彫られています。これは溝が水平だと横から水や洗剤が流れ落ちてしまいますが、溝をカーブに彫る事によって洗剤や水が溜まりやすくなり汚れが良く落とせるようにした工夫だそうです。
さらに洗濯板の原料となるのは高級木材でもある桜の木、きめが細かくなめらかなのでゴシゴシ洗っても生地を傷める心配がありません。
高い桜の木を使うとコストが心配になりますが、土佐龍さんでは洗濯板の他にも様々な木製家庭用品を扱っているので安いコストで桜の木の洗濯板を作る事が可能です。
【土佐龍 ホンザクラ 洗濯板】 https://t.co/UyvlGxFS30 「泥が簡単に落ちるので、もっと早く使えばよかった」「お風呂ついでにショーツや靴下を洗ったり、シャツの黒ずみを落としたり。雑巾も」#洗濯板 #洗濯 pic.twitter.com/WaGu5VVU4J
— 石けん百貨 (@sekken_hyakka) 2016年5月26日
さらに小さいサイズの洗濯板も
4年前に土佐龍さんが販売を開始したのが、小さい洗濯板をもっと小さくした超小型洗濯板。旅行や合宿用に開発したもので気軽にどこへでも持ち運べるサイズです、どこまで小さいものを作るのでしょうか?
とは言え洗面器サイズの洗濯板が1枚1280円で年間3万枚販売されているという事は土佐龍さんも洗濯板を小さくしてかなり儲かっている様子でした。
感想&まとめ
洗濯板とは懐かしいですね、今の若い世代にはあまり馴染みが無いとは思いますが小学校で洗濯をする時は大体洗濯板を使ってましたね。土佐龍さんで作られているのはより今の時代にマッチしたサイズとさらに洗う事や生地を傷めないように工夫された洗濯板です、今の時代の技術でも不便に感じてしまう事を昔のものが解決してくれると思うと先人の知恵はやっぱり偉大だなと思います♪
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