10月29日放送の「がっちりマンデー！！」では「リアルまとめビジネス」としてリアルなものをまとめて儲かっている会社を紹介してくれました。まず紹介されたのは「株式会社ワンプラスワン」、海外への荷物をまとめて儲かっている会社だそうです。売上は年商2億円、月で3000人の方が利用しているサービスとはいったいどのようなものなのでしょうか？
御用聞キ屋
神奈川県川崎市の工業団地の中にある株式会社ワンプラスワンは海外への代理発送を行っている会社です。何をまとめているかというと海外のお客様が日本のネットショップで購入した「荷物」を会社宛てに送ってもらい、荷物が揃ったところで梱包して海外に発送します。色々なお店で買い物した荷物をその度に海外に発送してしまうと余計に送料がかかってしまう所に目を付けたまとめビジネスです。「御用聞キ屋」というサイトからサービスを申し込むことが出来ます。
こんなに違う海外発送の料金
海外発送の送料を決める重要な要素として「重さ」があります、重ければ重いほど送料は高くなります。例えば1kgの荷物をアマリカに送る場合は1kgの送料が2900円ですから合計で29000円になります。ところが10kgにまとめて送れば送料は14500円、ワンプラスワンに払う手数料が2990円と合計17490円ですからなんと11510円もお得になるという計算になります。一回の総量で10000円近くも違うのであれば利用しない手は無いですね。
さらに荷物のまとめ方にヒミツが
番組スタッフと会社の方に同じ荷物を段ボールに詰める作業を行ってもらいましたが、結果は全然違うものになりました。特に扱いに注意が必要なのは「割れ物」、充分に緩衝材で巻いていても角に置いてしまうと横からの力で割れてしまう可能性が高くなります。まずは柔らかい荷物を下にひいて割れ物は荷物の真ん中に配置、そして残りの荷物を隙間なく詰めれば割れ物でも安心して送れます。仕送りやオークションなどで荷物を送る機会がある方は覚えておいた方が良い情報ですね。
ワンプラスワンならではのサービス
この時出来上がった荷物の重さを計ると3.525kg。この場合は3.5kg以上部分の送料枠に入りますが、3.5kg以下になれば一段階安い送料で発送することが出来ます。そこで行ったのが段ボールの調整、強度に関係ない段ボールの余っている部分を全てカットする事によって3.49kgまで重量を減らすことに成功しました。これだけで送料が700円（アメリカの場合）安くなりました。
感想＆まとめ
なるほど海外の方が日本のネットショップで買い物をする機会は年々増加していますから良い所に目をつけたビジネスですね。一般の方だとあまり馴染みがないと思う海外発送ですが、本当に送料が高いんです。アジア地域に10kgの荷物を送ると11300円もかかります、もしかしたらLCCの格安チケットの方が安い場合もあるかも知れません。そんな海外発送の荷物をまとめて、さらに重量を軽くしてくれる細かいサービスを提供しているワンプラスワンさん、ネットショップの市場規模を考えるとまだまだ需要は充分にあると思います♪
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