9月2日放送の「世界一受けたい授業」では「おしり力」について詳しく解説!
お尻にある大臀筋(だいでんきん)は人間の中で最大の筋肉、体重150kgのゴリラよりも人間の方が大きい筋肉です。
しかし最近の快適な暮らしで日本人は「おしり力」が昔よりも弱くなっていると言われています。
「おしり力」が弱くなると身体が支えられなくなり、寝たきりになる可能性も出てきます。
目次
日本人は「おしり力」が弱い
日本人は骨格的に見てお尻の筋肉が発達しにくい特徴を持っています。
骨盤が欧米人と比べて後ろに傾きがちなので大臀筋が緩んでしまいあまり使われないのが原因です。
また、日本人は世界一座っている時間が長いので猫背になりがちです、猫背の体勢が「おしり力」をさらに弱くしてしまいます。
10秒で出来る「おしり力」チェック
1.仰向けに寝る
2.膝を立てて90度に曲げます
3.片方の足をもう片方の膝の上に載せてお尻を上げて10秒間キープします(高齢者は筋肉が衰えているので両足で行います)
10秒間キープできない場合は「おしり力」が弱まっている事になります。
ハイヒールを履くと「おしり力」が弱まる
ハイヒールを履いて立っている時は姿勢が前傾になるのでお尻の筋肉は張り、お尻の筋肉も使われています。
しかし歩いた時には骨盤が後ろに傾きやすいので姿勢が後傾になり、お尻の筋肉を使わなくなってしまいます。
椅子から立つ時に手を使うのも危険なサイン、立ち上がる時に必要なお尻の筋肉を使うチャンスを手で弱めている事になります。
ロコモティブシンドロームに注意!
通称「ロコモ」と呼ばれる自分の体重が支えられなくなってしまう状態の事をロコモティブシンドロームと呼びます。
この状態になると立ち上がったり、歩くという日常的な動作ができなくなってしまう恐ろしい状態です。
「ロコモ」になってしまう事で身体を動かすことが出来なくなってしまい、骨粗しょう症や糖尿病のリスクも高まります。
簡単「おしり力」アップ!「イスクワット」
1.椅子に腰かけます
2.手を胸の前で交差させておきます
3.前にかがんでそのまま腕の反動を使わずに立ち上がります
ポイントは座る時にお尻を目一杯突き出す事。
慣れてきたら椅子に座らずに触れた瞬間に立ち上がり、最後まで立ちきらないで座る動作を繰り返します。
1日10回を2セット、1日おきに行えば「おしり力」アップの効果が見込めます。
通勤や通学時に「おしり力」を鍛える
手に持つカバンでは無く、リュックサックを使う事で通勤・通学時に「おしり力」を鍛えることが出来ます。
荷物を背負う事で両腕を空け、両手を大きく振って大股で歩く事でお尻の筋肉を鍛える事ができるのです。
日本人は欧米人と比べて同じ身長でも歩幅が約5cm短いそうです。
出来るだけ普段から大股で歩く事を意識してお尻を鍛えましょう!
感想&まとめ
私も仕事中は大体座っている事が多いので「おしり力」には自信が無いですね。
今回発見したのはお尻の筋肉(大臀筋)は人体の中で一番大きい筋肉という事。
基礎代謝を上げるには大きい筋肉を鍛える事が重要だと良く聞きます。
太ももやお尻には大きい筋肉が集まっていますので重点的に鍛えれば基礎代謝も上がり、太りにくい身体になれると思います♪
<世界一受けたい授業 「おしり力」のまとめ>
・日本人は「おしり力」が弱っている
・「おしり力」が弱くなると寝たきりの可能性も
・大股で歩く事を意識すれば「おしり力」は鍛えられる