9月23日放送の「世界一受けたい授業」では「北村晴男先生が教える!最新!巧妙な詐欺の手口」を紹介!
最近ではネットを利用した占い詐欺や送りつけ詐欺と言われるネット通販を利用した詐欺被害が増えています。
また、詐欺をしないであろうと思われる高齢者が同じ高齢者を騙すという巧妙な詐欺も問題になっています。
そんな詐欺から身を守るには事前に知識を持っておくことが重要!人気弁護士の北村先生が最新の詐欺手口を解説します!
送りつけ詐欺
ある日、魚介類を扱う業者から電話がかかってきて「今、何が食べたいか?」を聞かれました。
軽い気持ちで「カニ」と応えたところ、代金引換で2万円のカニが勝手に送られてきたそうです。
これが送りつけ詐欺の手口。受け取らなくても良いですが、他の家族が頼んだものだと思って代金を支払ってしまうケースが多いそうです。
この詐欺を防ぐには知らない荷物は受け取らないのが大切、他の家族のものであれば再配達してもらえば問題はありません。
無料占い詐欺
ネットで良くある無料占い鑑定。
何気なく鑑定を申し込んだところ、その返信には恐ろしいことが書いてありました。
「重大なお告げがあり、あなたに不幸な事が起こります。これを回避するためには呪文を打ち込んだメールを複数回に分けて送信してください」。
そう言われた被害者は指示された呪文を複数回に分けてメールを送信したのですが、もちろんこれも詐欺行為。
初回の鑑定は無料ですが、その後のメールのやり取りは有料という事で多額の請求が送られてきたそうです。
精神的に弱っている方であればかかりそうな手口です、怖いですね。
また最近では「マイナンバー占い」と言ってマイナンバーを騙し取ろうとする詐欺もあるそうです。
マイナンバーは大事な個人情報、渡してしまったら何に使われてしまうかわかりません。
老老詐欺
こちらは高齢者が高齢者を騙す詐欺の手口です。
まずは若い販売員が高齢者を訪ねて高額な商品を売りつけようとします。
そこで何らかの理由をつけて上司である高齢者から話があるように説得をします。
やってきた高齢者は若い販売員を退けて、高齢者同士で息の合った話をします。
そして若い販売員の半額で商品を譲ると言った瞬間、たいして価値のない商品の高齢者が騙されてお金を支払うのです。
高齢者が抱える3つの不安=3K(金・健康状態・孤独)を逆手に取った巧妙な詐欺の手口です。
押し売りでは無く「押し買い」
最近では頼んでもいないのに勝手に家に上がり込み、貴金属などを安値で買い取っていく「押し買い」という手口が増えてきているようです。
頼んでもいないのに家に上がり込んで買い取る事は違法になります。
「査定をしたい」と話してくる来訪者には応えない方が良いでしょう。
感想&まとめ
最近の詐欺はどんどん手口が巧妙になっていきますね。
ネットを利用した送りつけや無料占いなどは知識があれば防ぐ事が出来そうですが、老老詐欺に関しては騙されたかどうかも解らないまま終わってしまう感じがします。
詐欺被害に会わないためには色々な知識を事前に入れておくことが需要です。積極的に情報を収集して詐欺に会わないように気をつけましょう♪