7月30日放送の「相葉マナブ」では「日本の100貝を食べ尽くせ!マナブ貝図鑑」第3弾を放送!
獲るのが本当に難しいが貝長が貝の中で一番美味しいと言う「ヤコウガイ」も登場!
前回までに図鑑に載せられた貝は13種類、今回は何種類の貝を図鑑に載せる事が出来たんでしょうか?
目次
今回は沖縄、久米島の貝を狙う!
今回訪れたのは沖縄県にある「久米島」。生き物の宝庫と言われている久米島で100貝コンプリートを目指します。
サポートしてくれるのは今回も「貝長」と呼ばれる千葉県立中央博物館学芸員の「黒住耐二」さん。
第1弾の千葉県富津市いわゆる内海(うちうみ)で図鑑に載せられたのは次の6種類。
1.アサリ
2.バカガイ
3.ハマグリ
4.ナミガイ
5.ウチムラサキ
6.タイラギ
第2弾の茨城県大洗、太平洋に面した外海(そとうみ)で図鑑に載せられたのは次の7種類。
7.チョウセンハマグリ
8.ムラサキインコ
9.ムラサイイガイ(ムール貝)
10.ヒザラガイ
11.イワガキ
12.イガイ
13.クロアワビ
沖縄の海でいったい何種類の貝を図鑑に載せることが出来るでしょうか?
14.イソハマグリ(砂浜)
・殻長 約2cm
・生息域 紀伊半島以南
・沖縄では「ハマグリ」の代名詞
最初に見つけたのはイソハマグリ、沖縄ではハマグリ言えばこのイソハマグリ。砂潜りの名人で自ら砂の中に潜っていきます。
良いダシが出るというので砂抜きして塩ゆでにし、お吸い物にしていただきます。
ハマグリだけに旨味が強く、身もアサリに似て美味しいそうです。
15.ハナビラダカラ(タカラガイ)(浅瀬)
・殻長 約2cm
・生息域 房総半島以南
・花びらのような模様が由来
昔はお金としても使われていましたが、その他にも調度品や装身具として昔から利用されてきました。
その美しさの秘密は天敵から身を守るための外套膜(がいとうまく)を張る際に出す分泌液、この分泌液が貝殻にツヤを出してくれるそうです。
食べられる種類と食べられない種類があるそうです。今回は食べられない種類だったようです。
16.カンギク(岩場)
・殻長 約3cm
・生息域 奄美から沖縄
・形が菊の形に似ていることが由来
サザエの仲間で沖縄では「ちんぼーら」と呼ばれています、沖縄では歌にもなっているそうです。
もちろん、サザエという事でつぼ焼きでいただきます。
小さいのに旨味が強く、大きなサザエにも負けないくらいの味だそうです。
17.イソアワモチ(貝殻のない巻貝)(岩場)
・殻長 約6cm
・生息域 房総半島以南
・粟餅(あわもち)似の外見が由来、貝殻のない貝
岩にこびりついていて一見すると全然いる事がわからない貝です、スーパーなどでも売られている事があるようです。
約5分ほど塩ゆでにすると表面からネバネバした液体が…見た目は絶対に食べたくないようなルックスですが沖縄では良く食べられているそうです。
味は「普通」の一言で終わりましたw
18.チョウセンサザエ(沖)
・殻長 約7cm
・生息域 大隅諸島以南
・サザエに比べてトゲがなくカラフル
番組内では食べていなかったので割愛しますw
19.サラサバテイラ(巻貝)(沖)
・殻長 約10cm
・生息域 紀伊半島以南
・サラサ模様をもった馬蹄(ばてい)が由来
表面を磨くと光沢が出てくるので古くからボタンの材料として使われてきました。
こちらも番組内では食べていませんでした、この後にくるヤコウガイがメインみたいですねw
20.ヤコウガイ(沖)
・殻長 約15cm
・生息域 大隅諸島以南
・サザエの仲間で最大
沖縄ではおよそ6,000年前から食用として食べられています。
水深5mほどの岩場の影に隠れている事が多く、熟練の漁師さんでないと獲ることは難しい貝です。
番組内では一番美味しい食べ方という事でお刺身でいただきました。甘みがあってミル貝やアワビにも似た味がするそうです。
ヤコウガイでもう一品、足の部分をバターで炒めて塩・コショウでいただきます、渡部さんはアワビより美味しいと絶賛していました。
感想&まとめ
今回のマナブ貝図鑑は「ヤコウガイ」がメインの回でした。獲るのが本当に難しい貝ですからね、当然です。
貝長の黒住さんもヤコウガイが貝の中で一番美味しいと豪語していましたし、前回茨城県で食べたクロアワビやイワガキにヒケを取らないくらい相葉さんのリアクションも良かったです。
しかし「ヤコウガイ」以外の貝は扱いがちょっと雑ですね、今回は食べない貝が2種類もありましたw
今回で図鑑に載せられた貝は20種類。次回は北へ向かうと言っていた貝長ですが、どんな貝が獲れるのか楽しみです♪