7月25日放送の「林修の今でしょ!講座」では「最高の睡眠法教えますSP」と題して睡眠にまつわる最新研究を紹介!
睡眠における研究では世界一を誇るスタンフォード大学の睡眠学の権威「西野精治」教授を迎えて正しい睡眠法を解説します。
スタンフォード式「質の良い睡眠チェック」や「正しい睡眠を行うための4つの方法」とは?
質の良い睡眠チェック
まずは次の項目で当てはまるものを選んでください、一つでも当てはまるようであればアナタの睡眠は正しくないかも知れません。
1.朝 目覚めが悪い
2.お昼 無性に眠たくなる
3.夜 なかなか寝付けない
4.休日に普段より長く寝る
5.常に体がだるい
6.ちょっとしたことでイライラする
7.最近仕事でミスが多い
個人的には1、2、3、4、5、6が当てはまるのでかなりの重症ですねw。
どの項目にしろあまり良いとは思えない項目ですが、多く当てはまる方はたくさんいると思います。
まずは良い睡眠の常識と思われていた項目の検証
良い睡眠を得るために大事だと思われていた事は本当は重要では無かった?西野先生が最近の睡眠の常識をバッサリ切り捨てます!
【1.寝る前にホットミルクを飲む】
これは牛乳の成分が眠気を促進させる効果があると言われていたものですが、最近の研究では効果が表れるまでに約15時間かかる事が判明したので寝る前直前にホットミルクを飲んでもあまり効果を得ることが出来ない事がわかりました。
【2.携帯電話の光が睡眠の妨げになる】
実際、眠気の妨げになるのは脳に刺激を与える部分。寝る前にゲームなどの脳が興奮する事を行うと脳が興奮して寝付けなくなることもありますが、光だけであればそれほど影響はありません。
【3.22時から26時までのシンデレラタイプは本当か?】
別に寝る時間帯が重要なのではなく、いつ寝ても良いが眠り始めの段階でどれだけ質の良い睡眠がとれるかが重要。これは南雲先生が提唱した理論だと覚えていますが、そんなに重要ではなかったのですね。
つまり最近メディアで言われている「良い睡眠を取るための方法」はそんなに効果が無く、それよりももっと大事な要素があるという事です!
最新研究で判明!眠り始め90分で約8割の成長ホルモンが分泌される!
最新の研究によると睡眠時の成長ホルモンの8割は最初の90分で放出されます。
眠りに入った最初の90分が最も重要で、いかに最初の90分を過ごすかによって残りの睡眠の質も左右されるほど重要だという事です。
では、最初の90分の間の睡眠の質を上げる方法とはどんな方法なのでしょうか?
ちなみに理想的な睡眠時間は7時間、ぐっすり7時間眠る事が出来れば健康的に毎日を過ごせます!
最高の睡眠を得る4つの方法
西野先生による最高の睡眠を得る方法はたったの4つ。
【1.朝目覚めたらまず太陽の光を浴びる】
陽の光を浴びる事によって体内時計のリセットを行って身体を覚醒した状態にします。20秒ほど陽の光を浴びるだけで効果がありますので絶対に行うべきです。
【2.朝起きたら水で手を洗う】
眠る時に手足を温める事で体内温度を下げて快適な睡眠が得られます。それとは逆の事をして身体を目覚めさせます。
【3.仕事が終わったら軽く散歩をする】
丁度夕方辺りに軽い運動を行うと、その後の寝つきが良くなります。あまり激しい運動はNG、ほど良い運動がベストです。
【4.寝る90分前にお風呂に入る】
お風呂に入る事で上がった体内温度が下がる目安は約90分、それを計算して寝る前90分前にお風呂に入る事によってより良い睡眠を得ることが出来ます。ちなみにお風呂に入った後のお酒もビール1本、日本酒1号くらいなら良い睡眠を得るために効果があるそうです、お酒好きにはお得な情報ですね♪
以上です!
一つ一つはそんなに難しくない事なのですぐに実行できそうです!たった4つの事を心掛けるだけで質の良い睡眠を得ることが出来ます。
感想&まとめ
最近アマゾンでもベストセラーになっている「スタンフォード式睡眠法」。
人間の3大欲求は「食欲」、「性欲」、「睡眠欲」と言われますが、やはり人生の中で「睡眠」は大きな要素を示すものです。
今回紹介された睡眠法は習慣づけてしまえば、そんなに難しくなく実践できるものだと思います。
出来るだけ正しい睡眠法を心がける事によって、健康的に毎日を過ごせたら少しは今よりも幸せになれるかな?と思います♪
同日番組内で放送された他の内容はコチラから
→睡眠負債のチェック方法と解消法を解説!林修の今でしょ講座「最高の睡眠法教えますSP」!