12月16日放送のがっちりマンデーは「業界新聞の記者に聞いた!せまい業界トップニュース!2018」。
毎年恒例の人気企画、様々な業界誌の編集者がその年に起きたトップニュースを紹介してくれました。最初に紹介されたのは「タネなっぴー」、今までの常識では考えられない種が全くないというピーマンです。
種がないピーマン「タネなっぴー」
横浜植木株式会社
静岡県菊川市に研究所を構える総合園芸会社「横浜植木」、この会社が開発したのが世界初!種が全くないピーマンです。普通のピーマンの中には種がびっしり入っているのでピーマンを切って種を取り出すという作業が必要となり、さらには大量の種がシンクのあらゆる所に散らばってしまいます。
そんなピーマンのわずらわしさを一気に解決してくれるのが種が全くないピーマン「タネなっぴー」、お肉とピーマンが離れやすいピーマンの肉詰めもヘタを切ってお肉を詰める事ができるので簡単に失敗なく作る事が可能です。また、ピーマンを加工している工場であれば種を取り除く作業にかかる工程がいらなくなるので、作業効率も上がり人件費も抑える事ができます。
→世界初!タネ無しピーマン「タネなっぴー」全国で販売開始! – お知らせ|株式会社横浜植木
「タネなっぴー」誕生秘話
それは20年前に偶然発見された花粉の全くない一株のピーマン、その花粉が全くないピーマンの花からは種なしのピーマンが育ちました。しかし残念な事にそのピーマンは実が小さくとても市場に出せるような代物ではなかったそうです、普通のピーマンは受粉する事によって種ができ実が大きく育つのですが花粉が無いピーマンは受粉ができないので種ができず実も小さくなってしまうのがその理由です。
そこで探したのが花粉が無くても大きく実が育つ形質のあるピーマンの品種、あらゆるピーマンを交配させて研究をつづけた結果、ジャンボピーマンのある1つの品種だけが花粉が無くても大きく実が育つ形質を持っている事が判明しました。苦節10年、こうして種なしピーマン「タネなっぴー」が完成したそうです。
感想&まとめ
ピーマンの種自体は食べても問題が無いですし、栄養学的に言っても種を食べた方が栄養価は上がるそうです。しかしそうはいってもやっぱり食感や手間などを考えると、種が無い方が絶対的に調理する時は簡単ですよね。来年にはスーパーでも見かけられるようになると言う「タネなっぴー」、見つけたらぜひピーマンの肉詰めを試してみたいと思います♪
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