11月13日放送のこの差って何ですか?では「長寿の秘訣!食べ合わせの差」を紹介。
日本では100歳以上の高齢者数が48年間連続増加していてその数は69,785人、そんな100歳越えの高齢者300人に週3日以上食べている食材をアンケート、その結果は…
第1位 豚肉 255人
第2位 ヨーグルト 236人
第3位 豆腐 230人
第4位 サバ 192人
第5位 キャベツ 159人
第6位 とり肉 149人
第7位 納豆 130人
第8位 サケ 123人
第9位 梅干し 92人
第10位 トマト 83人
さらにトップ10の食材と食べ合わせているかの調査を行い、健康長寿に繋がる良い食べ合わせを解説してくれました。解説してくれたのはお茶ノ水健康長寿クリニック院長の白澤卓二先生です。
梅干し+ワカメ=骨粗しょう症予防
ワカメには骨粗しょう症予防に最適な「カルシウム」が牛乳と同じ位含まれています、しかしこのカルシウムには体内に吸収されにくいという特徴があります。そのまま食べると約30%しか体内に吸収されませんが、梅干しのクエン酸にはこの吸収率をアップさせる働きがあります。
サケ+ブロッコリー=動脈硬化予防
ポイントとなるのはブロッコリーに豊富に含まれている「ビタミンC」、サケに含まれる「アスタキサンチン」は体内の活性酸素を取り除く働きがあり血液をサラサラにする効果があります。その効果がブロッコリーのビタミンCを一緒に摂る事によって、さらに長く持続できるようになり動脈硬化を予防する事ができます。
サバ+リンゴ=認知症予防
サバに含まれる「DHA」には脳の神経細胞を活性化させる働きがありますが、体内の活性酸素に攻撃されて脳まで届く量が少なくなってしまいます。リンゴに含まれる「リンゴポリフェノール」にはこの「DHA」を活性酸素から守ってくれる働きがあるので、サバとリンゴを組み合わせると認知症の予防に期待ができます。
ヨーグルト+玉ねぎ=腸内環境改善
腸内環境を作っているのはヨーグルトに含まれている「ビフィズス菌」、このビフィズス菌のエサを増やさないと腸内環境は良くなりません。そのエサこそが「食物繊維」、ビフィズス菌が好む水溶性食物繊維を含む玉ねぎを一緒に摂れば腸内環境の改善が見込めます。
豚肉+サツマイモ=豚肉の健康効果アップ
豚肉は健康効果にとっても良い食材ですが、豚肉に含まれている脂には動脈硬化や老化を進めてしまうデメリットがあります。豚肉の脂は体内に吸収されると血液内で「過酸化脂質」という物質に変化します、この過酸化脂質が動脈硬化や老化の原因になってしまいます。サツマイモに含まれている「ビタミンE」には豚肉の脂が過酸化脂質に変わるのを防ぐ働きがあるので、豚肉のデメリットを無くしてくれて健康効果をアップしてくれます。
感想&まとめ
玉ねぎ+ヨーグルトの組み合わせは以前他の番組でもダイエットに良いという事で紹介されましたね、その時は塩を入れた玉ねぎヨーグルトでしたが今回はハチミツを入れた甘いバージョン、こちらの方がデザート感覚で食べれるので良いかも知れませんね♪