11月14日放送のホンマでっか!?TVは「今の世の中ココがおかしいぞSP」、各評論家が今の日本に怒っている事を熱く語ってくれました。
目次
大学受験や定期試験はやる意味がない!?
本来の試験の目的は自分の学力を本人が確認するため、しかし日本の教育では試験の平均点をあげるために得意な科目よりも苦手な科目を勉強しなければいけなくなっています。つまり嫌いな勉強ばかりして学校を過ごす事になり、好きな勉強をする機会が減ってしまいます。最新版の世界ランキングによると東京大学は42位、本人がやりたい事を伸ばす教育に変えていかなければ優れた人材は生まれにくいという事でした。ちなみに日本の学生は悪い点数の科目を頑張り、100点を取った科目は勉強しなくなる傾向があるそうです。
むやみに褒める教育は間違っている!?
研究によると結果や能力を褒めるとそれ以下の課題しかやらなくなる傾向があり、次も褒められたいと簡単な課題を選ぶようになってしまいます。褒めるの効果があるのはやりたくない事を我慢してやったというその心に対して承認をする行為、自分がやりたい事をやっている時に褒めるとかえって子どもの成長を止めてしまう事になります。黙って見守る教育は自発的に一生続けますが、褒める教育は褒められなくなるとやめてしまいます。本人がやりたい事をやっている時は何も言わずに、結果に対しての感想を伝えた方が良いそうです。
石鹸皿の底に溜った水で石鹸が溶けるのが許せない!
石鹸には「ラウリン酸ナトリウム」という溶けて泡立つ成分と、「ステアリン酸ナトリウム」という溶けにくくて泡立たない成分が含まれています。石鹸皿の底に溜まった水によって泡立つ成分だけが溶けてしまうと、泡立ちにくい成分だけが残ってしまうという事になります。これを防ぐには石鹸皿に輪ゴムを巻いて網目状のネットを作って石鹸を置けば、接地面が少なくなり石鹸が溶けにくくなります。
医者は患者に指導するくせに自分に甘すぎ!?
調査によると医者のうち3割以上が定期的に健康診断を受けておらず、そのうち1割以上は全く健康診断を受けていないそうです。また運動習慣に関しても約2割の医者は全く運動してない、約4割は週1日未満という結果が。医者は生活習慣病患者に対して生活習慣を改めるように指導しますがそれが出来るようだったらそもそも生活習慣病にはなりません、医者は口頭で指導するだけでなく不摂生でも健康にいられるように対応するのが役目だそうです。
教育先進国は将来の夢を聞く時どうありたいか?を聞く!?
日本人は「どうなりたいか?」という問いに対してははっきりと夢を持っている人が多いが、そのために「どうありたいか?」と聞くと答えが出てこないそうです。「どうありたいか?」という問いに対しての回答率は日本の中高生では約0.3%に対して教育先進国であるフィンランドでは約60~80%。「どうなりたいか?」と「どうありたいか?」という問いに対して答えを持っている事で明確な目標設定ができます、教育先進国である欧米の方が挫折しても次に繋げる為の希望を持つことができるので立ち直りが早いそうです。
昨今言われているAIに仕事を奪われるのはおかしい!?
最近ではAIに仕事を奪われてしまうのではないか?という怖さをあおる議論が多すぎ、実現在のAIには人間のような知能は全くないのが現状です。現在のAIは情報量など1つの事に特化していて2つの要素の因果関係を見分ける事は出来ません、そんなAIに対して恐怖心を持つのはおかしいという事です。
日本の水道料金は地域によって8倍の差が!?
そもそも電気やガスであれば地域によって8倍もの差が生まれるものはありません、しかし水道料金は取水→処理→貯水→配水で地域によって料金に差が生まれます。料金が最も安いのは山梨県富士河口湖町で富士山の雪解け水を使っているのでほぼ処理がいらなく、重力を使って配水をしているので料金が安くなります、それに対して最も高いのが北海道夕張市、水道を引くために人口密度が低い広大な土地に配水用のパイプをひかなければならないので山梨県富士河口湖町の8倍も水道料金が高いそうです。
感想&まとめ
確かに試験で悪い点をとったらその科目だけを勉強しなければならないという傾向はありますね、平均的に良い点を取らないと大学などの受験には受からないですからね。その一方で社会に出ると平均的に全てが出来るよりも、何かひとつに特化している方が仕事の面では武器になりますからそこに矛盾が生じてしまいます。歴史の偉人たちもその分野では卓越した才能を持っていましたが他の事に関しては全くダメだったという話は良く聞きますから、子どものうちから得意な分野を徹底的に伸ばす教育の方が将来的には立派な人間になれるのかも知れませんね♪