11月11日放送のがっちりマンデー!!では「儲かる地元テイクアウト店」を紹介。
テイクアウト店と言えばの全国チェーンのピザやお寿司などが有名ですが、その地域にしかない地元テイクアウト店というのも多数存在します。しかも地元での人気は熱狂的、そんなローカルテイクアウト店の儲かりの秘密を紹介してくれました。
ぎょうざの丸岡
・宮崎県都城市
・店舗数…宮崎県内に6店舗と他県に16店舗
・年間売上…15億円
都城市で「餃子」と言えば「丸岡」と返ってくるくらい地元では有名なテイクアウト店、お店で販売しているのは焼いた餃子ではなく生餃子オンリーというちょっと変わったテイクアウト店です。その餃子の特徴はキャベツ多めで肉少なめ、ニラの代わりにネギを入れて甘みを増したヘルシー餃子が人気の秘密です。
宮崎県民の手土産文化でがっちり
1個26円の生餃子が10個から50個までパックにされて販売されていますが、一人で280個購入するお客さんもいるそうです。その理由は「手土産」、宮崎県民はお店に行くとついでに手土産を買って帰ってあげるのが大好きだそうで、値段も安く4日ほど保存が可能な丸岡の餃子は手土産として購入されるケースが多いそうです。
おにぎりの桃太郎
・三重県四日市
・店舗数…四日市市に16店舗、その他に三重県内に3店舗
・年間売上…5億円
三重県内の他の地域の人には全く馴染みがありませんが、四日市市では「おにぎり」と言えば「桃太郎」と返ってくるくらい四日市市で愛されているお店です。値段はコンビニよりちょっと高めの設定ですが、おにぎりの種類が17種類もあり具材もたっぷり詰まっているのが特徴。さらに特徴的なのが全て常温で販売されている事、時間がたってもふっくら感がしっかり残るおにぎりが作れますが半日ほどしか日持ちはしません。そんな理由で四日市市周辺にしか出店ができないそうです。
四日市市のイベントでがっちり
通常の販売とは別に桃太郎のおにぎりが大量に売れるのが四日市市で開催される運動会、おにぎりの桃太郎はもし雨が降って運動会が中止になっても当日の朝6時までなら無料でキャンセルできるのが利用される理由。四日市市で行われる他のイベントにも引っ張りだこで、その数は年間6,000件もありイベントだけで年間1億円の売上があるそうです。
お弁当のくいしんぼ如月
・高知県高知市
・店舗数…高知県内に19店舗のみ
・年間売上…15億円
高知県内のみ出店をしているお弁当のテイクアウト店、そのメニュー数は麺類まで入れると約120種類もあります。レジ横のキッチンで作られる出来立てのお弁当をテイクアウト出来ますが、このお店で最も人気のメニューが「チキンナンバン」です。
オーロラソースでがっちり
チキン南蛮と言えば宮崎県名物のタルタルソースがかかった料理を想像しますが、如月で提供されているのはケチャップとマヨネーズを混ぜたオーロラソースがかかったチキンナンバン。30年前に宮崎県で食べたチキン南蛮をパクッて作ったメニューですが、そのままパクるのはまずいという事でソースだけ変えたそうです。そしてこのチキンナンバンがくしんぼ如月の名物となり、年間販売されるお弁当のうち半分ほどがチキンナンバンが入ったメニューになっているそうです。
感想&まとめ
どのお店もそうですが地元の人たちの愛着度が半端じゃないですね、「餃子」と言えば「丸岡」、「おにぎり」と言えば「桃太郎」、「チキン南蛮」と言えば「オーロラソース」と、他の地域ではありえない答えが返ってきます。それだけ地元に愛されていれば全国展開などしなくても充分儲かるハズですね♪