11月10日放送の世界一受けたい授業では「マインドフル・ダイエット」を紹介!
最新研究によると脳を使う事によって、食事制限や運動なしでダイエットができるという方法がある事がわかりました。その方法とは「マインドフル・ダイエット」、食べ方を脳で考える事で事で無駄なカロリー施主を抑える事ができるダイエット法です。紹介してくれるのは2年前に「最高の休息法」を大ヒットさせた精神科医の久賀谷亮先生です。
目次
マインドフル・ダイエットの実験
オランダの大学生に行った研究、空腹状態の男女110人を2つのグループに分けて片方のグループにだけマインドフル・ダイエットのレクチャーを行いました。その結果はレクチャーを受けた学生に対してレクチャーを受けなかった学生は約60倍ものカロリーを摂取、知っているか知らないだけでここまで差が生まれるという結果になりました。
食べすぎで太る原因とは?
その原因は脳に操られているから、日常生活の中でストレスが溜まりついつい食べてしまうのが太る原因です。にんげんが生きるためには食事という行為は欠かせません、そのため食物を定期的に摂取するために脳は食物を食べる度に脳の快楽中枢を刺激して楽しい気分にさせてくれます。この脳の働きが食べ過ぎてしまう原因となっています。
食べる前に間(ま)を作る
脳は間に弱い事がわかっています、食べたいと思った時に一拍待つだけで無駄食いがなくなり太らなくなります。料理が出てきたらすぐに食べるのではなく、一拍おいてから食べる事で無駄な食べすぎを減らすことが可能になります。
マインドフル・ダイエットの方法
ボディスキャン
まずは自分の身体のパーツに意識を向けるための準備作業を行います。
<基本姿勢>
・背中を背もたれから離して椅子に浅く座る
・手のひらを上に向けて太ももの上に置く
<やり方>
1.左足の足裏を意識、その次は左足全体を意識
2.右足も同様に行う
3.お腹に意識を集中してお腹が空いているか?を確認
4.最後は呼吸を意識して終了
ボディスキャンを行う事によって体の変化に気付く事ができます、1回10分程度、朝晩1回ずつ行うのが理想的です。
食前セレモニー
こちらが食事の前に間を作る行為、ストレス食いのような惰性で食べるクセを直す事ができます。
<やり方>
1.食べ物を観察して生産地や味を想像する
2.今どれくらい空腹かを10段階評価して把握する
3.料理を見たり匂いをかいで自分の身体の変化を確認
4.「なぜ食べたいのか?」という事を考える
食べる前にまず本当にお腹が空いているのか考える、そして食べる時は食べるという行為に意識をむけることが大切です。外食の際でも自分一人で頭の中で行えば30秒程度で済むので、食事を摂る前に行うルーティンとして抑えておけば太りにくい身体を作る事ができます。
マインドフル・ダイエットの検証結果
元プロ野球選手の金村義明が挑戦した12日間のマインドフル・ダイエットの結果は以下の通りです。
・体重:107.2kg→102.0kg 5.2kg減
・ウエスト:112.8cm→105.0cm 7.8cm減
・中性脂肪:588mg/dL→364mg/dL 224mg/dL減
特に中性脂肪に関しては400mg/dLを超えると危険と言われていますが、12日間のマインドフル・ダイエットで見事正常値に戻る事ができました!
感想&まとめ
なるほど惰性で食べる事を辞めて、自分に必要な量の食事をすれば自ずと痩せていくというダイエット方法ですね。自分の身体の状態を把握する「ボディスキャン」を行い、食べる前に30秒ほどの「食前セレモニー」を行うだけなので気軽に試すことが出来るダイエット法です。お腹が空いていないのについつい食べてしまい、太ってしまう方にはオススメのダイエットです♪