11月10日放送のジョブチューンは前回好評だった「医者も認めた体にイイ薬味SP」第二弾!
前回の放送では…
・高血圧…「にんにく」
・血糖値…「オクラ」
・血液サラサラ…「本わさび」
・ひざ痛…「しょうが」
・血管の老化…「青じそ」
・骨粗しょう症…「梅」
・冷え性…「みょうが」
・肥満…「すだち」
という事でしたが今回も色々な効果がある薬味を紹介してくれました。前回紹介された薬味と今回紹介された薬味を組み合わせるのも良いかも知れませんね。
目次
血糖値の急上昇を抑える薬味は「山芋」
山芋の持つネバネバ成分が糖を包み込む事によって、糖の消化・吸収を遅らせてくれるのがその理由です。大和芋や長芋など山芋にも色々な種類がありますが粘り気が強い方が効果的、大和芋であれば50g、長芋であれば100gが1回の食事で摂れば血糖値の急上昇を抑える効果的が期待できる量となります。
高血圧を予防改善する薬味は「レモン」
レモンの皮と果汁には「エリオシトリン」というポリフェノールが含まれています、ポリフェノールには強い抗酸化作用があって血液中の悪玉コレステロールの酸化を防いでくれるのがその理由です。体内にある悪玉コレステロールは酸化すると血管の内側に付着して血管を固くしてしまいます、そうなると動脈硬化が起こり血圧が上がってしまいます。ポリフェノールはこれらの酸化や沈着を防いでくれるので、結果として血圧高めな人の血圧を下げる効果に期待できます。1日の摂取量目安は果汁にして1日大さじ2杯が理想的です。
認知症を予防する薬味は「海苔」
海苔には「葉酸」というビタミンの一種が豊富に含まれています、これが認知症予防に効果的だと言われています。2007年には葉酸が認知症機能低下のリスクを下げたという研究論文が発表され、話題になっているそうです。葉酸はビタミンBと一緒に摂ると吸収率が上がるので豚肉と組み合わせると効果的、またチーズなどの乳製品には同じく認知症意を予防する短鎖脂肪酸が含まれているので一緒に食べるのも効果的です。
血液サラサラに効果的な薬味は「カツオ節」
カツオ節に含まれる「EPA」と「DHA」という成分には血液をサラサラにしてくれる効果があります、血液がドロドロの状態だと血栓が出来やすい状態になってしまいますがEPAとDHAが血栓が作られるのを抑制してくれるのがその理由です。豆腐や味噌などの大豆製品と一緒に摂るとさらに効果的です。
免疫力アップに効果的な薬味は「ネギ」
これまではネギの白い部分に含まれている硫黄成分や食物繊維が免疫力を上げてくれるという事はわかっていました、しかし最近では青い部分に含まれている「ヌル」という成分にも免疫力アップの効果がある事が判明しました。ヌルにはIgA抗体、マクロファージ、ナチュラルキラー細胞という免疫三銃士の力をアップする効果があるそうで、太い青ネギである九条ネギがオススメの食材だそうです。九条ネギの摂取目安量は1日約70g、小鉢1杯分くらいの九条ネギを食べれば免疫力のアップに効果が期待できます。
血管の老化を防ぐ薬味は「ゴマ」
ゴマに含まれる「ビタミンE」とゴマ固有の成分「セサミン」が血管の老化を防いでくれます、ビタミンEには血管の酸化を防ぐ働きがありセサミンには血管の老化を進める悪玉コレステロールを低下させる働きがあります。1日の摂取目安量は大さじ1杯、どんな種類のゴマでも効果は変わらないそうです。
冷え性に効果的な薬味は「山椒」
山椒には「サンショオール」という成分が含まれており血管を拡張してくれる働きがあります、血管が拡張すると血液の流れが良くなるので冷え性を改善するのに効果的です。1回の食事で0.2gがオススメ、ウナギのかば焼きを買った時についてくる山椒の小袋程度の量で十分です。マヨネーズに混ぜたり、豚汁などの汁物に入れれば簡単に摂取できる量です。
骨粗しょう症に効果的な薬味は「ゆず」
ポイントはゆずに含まれる「クエン酸」、骨を形成する「カルシウム」は摂取しても約70%が体外に排出されてしまいます。クエン酸にはカルシウムの吸収率を20%程度上昇させる効果があるので、骨の形成を助けて骨粗しょう症を予防してくれます。カルシウムが豊富な大豆製品や魚と一緒に食べるとさらに効果的です。
感想&まとめ
前回好評だった薬味SPの第二弾でしたが、今回も健康に役立つ様々な薬味を紹介してくれました。山芋などを日常的に食べるのはちょっとキツいと思いますが、ゴマであれば料理にちょっとふりかけるだけで摂れそうな気がします。料理の味を引き立ててさらに健康にも良いと言うのであれば、覚えておきたい薬味の知識ですね♪
→ジョブチューン!体に良い薬味!高血圧・血糖値・肥満などに効果的な薬味とは?