6月3日放送の「ジョブチューン」で夏に免疫力が上がる効果的な野菜の解説をしていました。
免疫力が低下すると体の抵抗力が弱まり、夏カゼをひいたり夏バテが起こりやすくなります。そんな夏にオススメの免疫力が上がる野菜とは何なんでしょう?
番組ではさらに食べる順番を変える事で免疫力を上げる方法も紹介されていました。
そもそも免疫力とは?
免疫力とは外部からのウイルスや病原菌が体内に入るのを防ぎ、体に悪影響を与える細胞を排除する力の事を指します。
この免疫力が低下することによって体に不調が起こったり、カゼをひきやすくなります。
ちなみに健康な人の体内でも毎日3千から4千個のがん細胞が発生しているそうですが、免疫細胞が常にがん細胞を死滅させているから多くの人はがんにならないそうです。
健康を保つためには免疫力が大事なんですね、でもどうして夏になると免疫力が低下するのでしょう?
冷たい食べ物はほどほどに
夏になるとどうしても冷たいものばかり口にしてしまいがちですが、この冷たい食べ物が体内の胃や腸を冷やす事で食物から十分な栄養素を吸収できなくなります。
栄養素は主に小腸で吸収される事になるのですが、腸には身体全体の約6割の免疫細胞が集注しています。
腸が冷えるとこの免疫細胞の働きが低下して、食物から十分な栄養素が取れなくなり免疫力が低下するというわけです。
食べる順番で免疫力アップ
ラーメンを食べる時に麺から食べますか?それともスープから飲みますか?
オススメの食べ方はスープから飲む事です。まず、温かいスープを飲んで胃の温度を上げる事によって胃の働きを活発にします。
その後に食べ物を食べる事で栄養素を十分に取り込むことができるのです。暑い夏でも体内をまず温める事が大切なんですね。
ちなみにオランダの研究では恋人や旦那さん奥さんと10秒ほどのキスをする事で自分にない細菌が入りそれに対する抗体が新たに身体で作られて免疫力が上がるそうです。
インフルエンザのワクチンと同じ原理ですね、キスで細菌が入るというのはちょっと嫌な感じもしますがw。
必要なのはビタミンEとβ-カロテイン
ビタミンE、β-カロテイン共に、抗酸化作用が強い栄養素です。身体で作られる活性酸素を抑えて、細胞を元気な状態に保ちます。
そんなビタミンE、β-カロテインを豊富に含んだ夏にオススメの免疫力を上げる野菜は…
青じそです。
冬にオススメの免疫力を上げる野菜は以前番組でも取り上げられた小松菜でしたが、青じそはその小松菜よりもビタミンE含有量が約4倍もあるんです。
β-カロテインと言えばニンジンですが、青じそにはニンジンと比べて約2倍ものβ-カロテインが含まれているのです。
6月から9月が旬なので、まさに夏にピッタリの野菜という事になります。
効果的な青じその摂り方とは?
番組でオススメしていたレシピは青じそとニンジンのかき揚げ。
青じその摂取上限は無く、一日20から30枚を食べた方が薬効的な効果が期待できますが、一日数枚程度摂取すればある程度の効果は見込めるという事です。
青じそを細かく刻む事で抗酸化作用が上がり、油と一緒に摂取する事で身体への吸収力も上がるこの食べ方がオススメだそうです。
確かにこれならおつまみにも最適ですね、ニンジンと青じそのW効果も狙えます。
感想&まとめ
なるほど、暑いからといって冷たいものばかり食べるのは身体には良くないという事ですね。
確かに夏でも温かいものを食べると身体の調子が良くなる感じがするのは身体の免疫力が上がっているからかも知れませんね。
油と一緒に取った方が良いのであれば、から揚げとかハンバーグなどに入れるのも美味しそうです、おろしソースの青じそ入りハンバーグなんかサッパリ食べれて良さそうです。
今年の夏は青じそで健康に過ごしたいと思います♪