11月8日放送のホンマでっか！？TVでは「目ってすんごく奥深いんですSP」を特集。
現代は視力低下の低年齢化が進行、小学生の3人に1人が視力1.0以下という過去最悪の結果にになり眼鏡やコンタクトが小学校の頃から欠かせないアイテムになっています。そんな中絶対に治らないと思われていた老眼治療薬がアメリカで開発、実用化に向けて臨床試験が行われているそうです。そんな日々進化する目の新常識を評論家が大発表してくれました！
目次
目ってすんごく奥深いんですSP
近視や乱視が治る目薬が開発！？
イスラエルで開発された「ナノドロップス」という目薬は光の屈折率を変えるナノ粒子を含む目薬、角膜にナノ粒子が入り屈折率を変える事で近視や遠視を矯正する事ができます。この目薬は屈折率を変化させて様々な目の症状に対応できるそうで、個人個人に合わせた目薬を作ることができるそうです。
暗闇でも見ることが出来る目薬が開発！？
暗闇の中で50m先まで見えるようになる目薬が開発されているそうです。「クロリンe6」という深海魚の眼から抽出した物質を含んでいて、点眼すると光の感受性を高める働きがあります。暗闇の中でもよく見えるので停電などには便利ですが、昼間だと光の感受性が強すぎて目が開けられないほどになってしまうそうです。
第一子のほうが近視になる確率が高い！？
ある研究によると第一子と親の教育熱の高さが関係している可能性があり、小さい頃から勉強をさせすぎて近視になる確率が高くなるそうです。初めての子どもなだけに教育がついつい熱心になってしまうのも無理はないですね。
作り話の嘘を話す時は目が全く動かない！？
心理学では嘘は2種類に分けられます、なかったものをあるという「作り話の嘘」とあったものをないという嘘の2種類です。この「作り話の嘘」をつく時は眼筋や眼球を全く動かさずに人は喋る事ができますが、あったものをないという嘘をつく時はどうしても目が動いてしまいます。人の嘘を見破りたいのであれば「昨日何してた？」ではなく「昨日○○さんといた？」など、具体的な質問をすれば目の動きで判断できる事があるそうです。
現代の若者はまだたきの回数が減り不完全に！？
今の子どもは昔と比べてまばたきの回数が減っています、実際の映像でも目が完全に閉じていない今の子どものまばたきが紹介されました。目のまばたきには目の表面に酸素や栄養を与える重要な役割があり、また目の表面を涙液でならすことによって物を見やすいようにする役割もありますので絶対に必要な行為です。
重たいモノを持つと視力が少し上がる！？
重たい重りを持っている時に視力が少し上がるという研究があり、人間は重いモノを持つと細かいモノの動きに気付きやすくなるという事がわかっています。人間は他の動物と違って肉体を動かしている時に認知機能も同時にあがりやすいという事もわかっていて、じっとして考えるよりも歩きながらなど何かをしながら考えた方がアイデアがよく出るそうです。
茶色い目の人は信頼されやすい！？
黒や茶色の目は信頼される傾向があり、青や薄い黒、薄茶色の目は信頼されない傾向があるそうです。明石家さんまさんの目は茶色でしたが、加藤綾子さんの目の色は薄いので報道などの番組には不向きだそうです。
着痩せしたかったら七分丈パンツが効果的！？
人間は部分的に欠けたものを見ると自動的に脳が補完して全体像を認識してくれます、見えている部分を元にして補完が行われるので細い足首を見ると体全体が細く見えるそうです。見えている手首や足首が細いと脳が勝手に体が細いと認識してくれるので、七分丈のパンツや手首が良く見える服装の方が着痩せするとの事でした。
振り向きざまに目をつむるとミステリアス効果が！？
可愛いキャラだからセクシーになれないと悩んでいる方にオススメの方法です、振り向きざまに一瞬だけ目をつぶってから相手を見る事でセクシーさを出す事ができます。振り向きざまでなくても声をかけられたときに一瞬目をつぶってから相手を見る事で、ドキッとさせたり思わせぶりな効果を出す事ができるそうです。
遺伝子的に頭がいい人に近視が多い！？
頭がいい人は本を読む機会が多いから近視になると思いがちですが、スコットランドで30万人を対象に行われた調査では読書量の多さと近視に相関関係は無かったそうです。ゲノム解析によると認知機能が高い遺伝子と近視になりやすい遺伝子に相関関係がる事がわかっていて、実際に認知機能が高い人は近視率が32%高いという結果になりました。
つまり読書で目が悪くなるのではなく、遺伝子的に認知機能が優れていると近視になりやすいとの事でした。また、認知機能が高い人は他にも体に良いことがわかっていて、高血圧・心臓疾患・肺がんなどになりにくく、うつ病のリスクが30%低く長生きする確率も17%高いという結果が出ています。
気持ちが沈んでいると実際の視界も曇る！？
気持ちが明るいグループと暗いグループに分けて実験した所、それぞれのグループで認識しやすい色が違うという結果になりました。気持ちが明るい時は赤・橙・黄色を認識しやすく、気持ちが暗い時はグレー・ブルー系を認識しやすいそうです。脳のドーパミン量が関係していると言われていますが、心理学的には心の状態に合うように体の防衛本能が働いているのではないかと言われているそうです。
感想＆まとめ
目が悪くなったら眼鏡やコンタクトレンズで補完してそれ以上悪くならないようにするのが今までの常識でしたが、近視や乱視、そして老眼が治る目薬が出てくれば目を治療する事もできるようになるかも知れません。私は眼鏡を小さい頃からしているのですっかり慣れてしまっていますが、実際に眼鏡が無い方が色々便利だなとは思います。早く世に出てくる事を期待したいですね♪
