11月15日放送の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では「高血糖を防ぐ最新法」を解説。
高血糖の状態が長く続くと、溢れかえった糖分が血管を傷つけプラークという脂肪が侵入し血流をせき止めてしまいます、その結果として脳梗塞や心筋梗塞、そして今問題になっている認知症を引き起こすリスクが高まります。
そんな高血糖の人の顔にはある共通の特徴があるそうで、将来高血糖になるかどうかの判別できるそうです。さらに高血糖に効果的な栄養素についても解説、教えてくれたのは高齢者医療のエキスパート、国際医療大学の浦野友彦先生です。
ほうれい線が深いと血糖値になりやすい?
高血糖の人の顔に現れる特徴とは「ほうれい線」、小鼻から口元へかけてできるシワが深い人ほど高血糖になるリスクが高くなります。このほうれい線が深くなる原因に関係している栄養素が「ビタミンD」、骨の代謝を活性化し強くしてくれる働きを持つ栄養素です。ビタミンDが不足した状態が続くと、血液内に少し糖分が多い状態が続き、皮膚繊維にダメージを与えてほうれい線が深くなってしまうのがその理由だそうです。
ビタミンDを多く摂取すれば糖尿病のリスクが抑えられる
カリフォルニアの疫学研究でビタミンDをあまり摂っていない人とたくさん摂っている人を比較、たくさん摂っている人の方が2型糖尿病のリスクが5分の1に抑えられるという研究結果が発表されました。この糖尿病のリスクを抑えてくれる重要な物質が「オステオカルシン」、ビタミンDを摂る事によって骨から「オステオカルシン」が分泌されて高血糖を防いでくれます。
ビタミンDはどうやったら摂取できる?
ビタミンDは太陽の紫外線を浴びる事で体内で生成されます、紫外線が少なくなる秋から冬にかけては十分なビタミンDを生成する事ができないので、食物から摂取する必要があります。そんなビタミンDを多く含む食品がサケ・サンマ・アユなどの「魚」とナラタケ・キクラゲ・マイタケなどの「キノコ」、これらの食材を積極的に摂る事でビタミンDの補給ができます。
日本人女性で理想的なビタミンDを摂取できている人は全体の約10%ほど、元々ビタミンDが不足しがちな日本人は食材からビタミンDを補給して恐ろしい病気を引き起こす高血糖にならないように予防する事が大切です。
感想&まとめ
・ほうれい線が深いと高血糖になるリスクが高い
・高血糖を予防するにはビタミンD
・ビタミンDは魚やキノコに多く含まれる
ビタミンDが高血糖を予防してくれると言うのは初耳でしたね、普段は太陽の紫外線を浴びて体内で生成される栄養素である「ビタミンD」、北欧などでは紫外線量が絶対的に低いのでサプリメントで補充する事が多いそうです。紫外線は肌にダメージを与えるといいますが、適度に陽の光を浴びた方がやっぱり体には良いんでしょうね♪