4月3日放送の名医とつながる!たけしの家庭の医学では「」を特集!心筋梗塞のリスクを上げる「心臓老化物質」の正体と対策を紹介、食物から摂取したたんぱく質は体内で再構成されて様々なたんぱく質に生まれ変わります。その中でも心臓の老化に繋がってしまうたんぱく質が「アンジオポエチンL2」、心臓の老化が進むと心不全などの突然死に繋がるリスクが高くなります。そんな心臓の老化を防ぐ方法は座りすぎずに1時間に1回立ち上がる事でした!
心臓老化たんぱく質「アンジオポエチンL2」
人間は食物から摂取したたんぱく質を元に体内で様々なたんぱく質を作り出します、その数はなんと10万種類もありますが代表的なものとしてヘモグロビン・インスリン・コラーゲンなど体にとって必要な機能を持っているものがほとんどです。
「アンジオポエチンL2」も通常であれば心臓の細胞から分泌されて細胞の状態を維持する役割を持ちますが、過剰に分泌されてしまうと心臓の筋肉に障害を与えて老化を進めてしまう事が最近の研究で判明しました。
「アンジオポエチンL2」を増やしてしまう原因とは?
「アンジオポエチンL2」が増えてしまう原因は心臓に脂肪がついてしまう事、そして脂肪がつく原因は「座りすぎ」です。2014年に発表されたアメリカの医学論文では運動の有無に関わらず座っている時間が長いと心臓の脂肪が増えるという報告がありました、長く座る事によって心臓に脂肪が蓄えられて「アンジオポエチンL2」を増やし心不全などの病気のリスクが高くなるという事です。
心臓に脂肪がつかないようにするには?
ポイントは2つ
1.1時間に1回は立ち上がる
2.立ち上がった時にのびをする
この行為を行う事で心臓の脂肪を防ぐことが出来ます。実際に番組で紹介された事例では5日間実践しただけで「アンジオポエチンL2」基準値4.1の女性が4.7から4.5に改善されました。5日間で0.2下がるのであれば基準値も夢ではない数値です。
感想&まとめ
一般的に心臓の老化を進めるのは加齢や高血圧、コレステロールだと思われてきましたが、座りすぎも心臓の老化の原因になるという事ですね。確か座っている時間が多い人は立っている人に比べて死のリスクが高いという研究結果があったと思いますが、デスクワークをしている中でも時折休憩を入れた方が健康には良いという事ですね♪