11月1日放送のプレバト!!俳句の才能査定ランキングは「晩秋のレストラン」で一句。
初登場の力士「嘉風」に注目!1位経験者が揃う俳句ランキングで好成績を上げる事はできるのでしょうか?
<出場者>
・江上敬子(ニッチェ)
・皆藤愛子
・片岡鶴太郎
・嘉風雅継
・高田万由子
<特待生昇格試験>
・立川志らく 特待生4級
・藤本敏史(FUJIWARA) 名人9段
目次
お題は「晩秋のレストラン」!俳句の査定ランキング
最下位 江上敬子(ニッチェ) 25点 才能ナシ
光差し
スープにこぼれる
銀杏柄
<添削後>
銀杏黄葉(いちょうもみじ)の
ひかりこぼるる
スープかな
冷静に考えると銀杏の実がお皿に映るはずはありません、完全に空想で作った句です。
第4位 嘉風 50点 凡人
銀杏(いちょう)の葉
強く踏みつけ
土俵入り
<添削後>
銀杏黄葉(いちょうもみじ)
踏み付け今日の
土俵入り
この句の問題は季語、銀杏という言葉だけでは季語にならないそうです。
第3位 皆藤愛子 68点 凡人
食後酒に
木犀の香(かざ)
甘み足す
<添削後>
食後酒に
足す木犀の
香(か)の甘し
もったいないのは語順、語順を変えるだけで俳句に動きが生まれます。
第2位 高田万由子 70点 才能アリ
星月夜
オペラ幕間の
ティータイム
<添削後>
星月夜
オペラ幕間の
紅茶の香
「間」と「タイム」という言葉が重複しています、同じ表現は避けて「香」という表現をプラスします。
第1位 片岡鶴太郎 72点 才能アリ
温(ぬる)め酒
あとは巴水(はすい)の
木版画
<添削ナシ!>
巴水の木版画と言われると、どんな木版画か知りたくなるという2重の効果が見込める句です。
特待生昇格試験
立川志らく 特待生4級
晩秋や
乱歩を読みて
窓に蟲(むし)
<添削後>
晩秋や
乱歩を読めば
窓に蟲(むし)
昇格試験のポイントは「晩秋」と「蟲」、季語が2つ入っている季重なりが見事な句です。見事ワンランク昇格です!
藤本敏史(FUJIWARA) 名人9段
タイカレーの
ラムは骨付き
銀杏(いちょう)散る
<添削後>
タイカレーの
ラムは骨付き
黄落(こうらく)す
昇格試験のポイントは助詞「は」の是非、助動詞「は」は指をさすような強調の意味。「は」一文字でワクワクしている気持ちを表しています。見事ワンランク昇格です!
感想&まとめ
見事フジモンさんが名人10段に昇格!これで永世名人の道が開かれました。
ハイレベルで大波乱と言いつつ何か予想通りな結果で終わったランキングでしたが、女性陣の特待生昇格にこれから期待したい感じですね♪
<11月1日現在の名人・特待生一覧>
【名人】
名人10段 東国原英夫、梅沢富美男、藤本敏史(FUJIWARA)
名人8段 村上健志(フルーツポンチ)
名人3段 横尾渉(キスマイ)
【特待生】
特待生1級 中田喜子、千賀健永(キスマイ)、三遊亭円楽
特待生2級 石田明(NON STYLE)
特待生3級 ミッツ・マングローブ、千原ジュニア、立川志らく
特待生4級 松岡充
特待生5級 岩永徹也、柴田理恵