7月14日放送の「その原因、Xにあり!」では「新常識!夏の残念健康法」を紹介!
夏になるとついついやりがちな健康法の常識が実は残念だったという新事実が次々に発覚。
夏の飲み物といえば「麦茶」、注意しないと食中毒になる可能性もありますので要チェックです!
水出し麦茶を4日以上かけて飲みきる
お話をしてくれたのは食品微生物センター研究員「安井奈津美」さん。
家庭で作った麦茶は冷蔵庫に入れて保管したとしても「下痢や嘔吐、最悪の場合は食中毒」を招く危険性があります。
水出し麦茶の場合は冷蔵庫に入れていても4日目から菌が繁殖しはじめ、8日目には農林水産省が定める安全基準を超える菌が発生してしまいます。
水出しでは無く沸かして煮出すタイプの麦茶はもっと危険です。
煮出した後に冷ますため放置するのが一般的ですが、その間が菌が最も繁殖しやすい温度となります。
3日目から菌が繁殖しはじめ、5日目には安全基準を超えてしまいます。
安全に煮出し麦茶を作るポイントは2つ、
1.麦茶を入れる容器を熱湯消毒する
2.煮出したら粗熱を取り、すぐに冷蔵庫に入れる
こうすれば菌の繁殖を抑える事ができるので通常よりも安全に麦茶を飲むことができます。
真夏の正解健康法は…
・水出し麦茶は4日以内に飲み切る
・煮出し麦茶は容器を熱湯消毒してすぐに冷やす
です。
夏の暑さや運動によってかいた汗を乾いたタオルでふきとる
そう提唱するのは東京理科大学「川村康文」教授。
人間は体内の熱を外に逃がすために汗をかきます、乾いたタオルで汗をふいても体内の熱を上手く外に逃がすことはできません。
かえって身体に熱をこもらせる事にもなり、「熱中症」のリスクが高くなってしまいます。
身体をふくなら乾いたタオルではなく、濡れたタオルで体をふくのが効果的。
濡れたタオルで身体をふくと皮膚を適度に濡らすことになります。
その皮膚についた水分が蒸発する際に「気化熱」を発生させて、身体の熱を奪ってくれるのです。
ウェットティッシュや水道水などで濡らしたタオルを用意しておけば「熱中症」対策には効果的です。
ちなみに冷たいタオルよりも温かい人肌程度のタオルのほうがもっと効果的。
冷たい水分よりも温かい水分の方がより蒸発しやすいので身体の熱を奪いやすくなります。
室内での「熱中症」対策としてはお湯で濡らしたタオル(約40度)で汗をふく事が大切です。
真夏の正解健康法は…
・汗をかいたら濡れたタオルでふく
です。
感想&まとめ
麦茶を作る時には一回で大量に作って冷蔵庫で保管していたのですが、それは非常に危険なことだったんですね。
言われてみれば夏は菌が発生しやすい季節でもあるので、4日間冷蔵庫に入れていたら確かに危ない気もします。
最近、電車の中でウェットティッシュを使って汗をふく事が多いのですが、確かに普通にハンカチで拭くよりも涼しい感じはしますね。
「気化熱」が熱を奪うと、言われてみれば確かに理にかなった健康法だなと感心してしまいました♪
7月14日の放送では他にもうなぎやオレンジ・虫よけスプレーに関する情報が紹介されていました。
→その原因、Xにあり!で夏の残念健康法を紹介!うなぎで夏バテ?パクチーやオレンジで皮膚がん?虫よけスプレーの正しい使い方とは?
7月7日放送の「その原因、Xにあり!」でも「暑い夏、ついやりがちな残念睡眠ワースト5」を紹介していました、気になる方はコチラから
→その原因、Xにあり!熱帯夜でも快眠するためにやってはいけない5つのポイントを紹介!