7月7日放送の「その原因、Xにあり!」で「暑い夏、ついやりがちな残念睡眠ワースト5」が紹介されました。
普段何気なくやっている事が睡眠に悪影響を与えている可能性があります。
十分な睡眠時間がとれないと昼間の仕事や家事にも影響が出ますし、体調を崩す事もあるかもしれません。
そんな熱帯夜でも快眠するためのやってはいけない5つのポイントを見ていきましょう。
第5位 寝る前に扇風機を止める
寝る前になると扇風機を止めて寝るのは「残念」。
人は汗や血流によって身体から常に熱を放出します、風が無い室内ではその放出された熱が身体の周りに留まることになり、非常に寝苦しくなります。
扇風機を使えば部屋の中に気流を作り出すことによって体の周りの熱を逃がすことが出来ます。
しかし、扇風機を止めなくても良いとはいえ、直接身体に長時間当て続けるのは身体に良くはありません。
身体から1から2mほど離して、首振り機能を使って弱風で使うのがベストです。
第4位 寝る前にアイスを食べる
暑いので体を冷やすため寝る前にアイスを食べるのは「残念」。
体温には「表面体温」と「深部体温」の2種類があり、睡眠には「深部体温」が大きく影響してきます。
「深部体温」(脳や体の内部の温度)が下がる時に眠くなり、上がる時に目覚めやすくなります。
寝る前に冷たいものを食べてしまうと「深部体温」が下がりきってしまい、眠気が起こりにくくなってしまいます。
冷たいものを食べたいなら寝る前の3時間前までにしておきましょう。
第3位 寝る4時間以上前に風呂に入る
夕方帰宅して早くさっぱりしたいためお風呂に入るのは「残念」。
お風呂に入る事によって「深部体温」が上がりそこから徐々に熱を放出して眠くなるのですが、この「深部体温」が下がる時間はおよそ2から3時間と言われています。
ですから寝る4時間以上前にお風呂に入ってしまうと寝る段階ですでに「深部体温」が下がりきってしまうので寝れなくなってしまうのです。
さっぱりしたい場合にはシャワーで軽く汗を流してお風呂は就寝前に入るのが一番です。
第2位 カーテンを少しだけ開けて寝る
朝の日差しを浴びて目覚めをよくするためカーテンを少しだけ開けて寝るのは「残念」。
人には「メラトニン」という睡眠を促すホルモンがあります、陽の光を浴びる事によってこの「メラトニン」は減少してしまいます。
夏は日の出の時間が4時半と早いため、カーテンを開けておくと十分な睡眠がとれないまま陽の光を浴びる事になり、睡眠が不足してしまいます。
睡眠不足から昼間ウトウトしてしまい、そのため夜に寝られなくなるというような悪循環に繋がる可能性もありますのでカーテンを開けておくのはやめましょう。
目覚ましで起きてカーテンを開けて陽の光を浴びるのが正解です。
タイマーをセットすると自動でカーテンを開けてくれる商品も販売されていますので参考にしてください
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第1位
暑いので氷枕で寝るのは「残念」。
首には体の中でも太い血管「頸動脈」があり、脳の温度調整機能をつかさどる部位に影響を与えます。
したがって氷枕で首を冷やしすぎると脳は全身の温度が冷えていると勘違いを起こし、「深部体温」を下げにくくしてしまいます。
「深部体温」が下がりにくくなることで、眠りにつく事が出来なくなってしまうのです。
冷却シートは冷たすぎず、清涼感があり、寝苦しい夜に寝つきを良くする効果があります。
感想&まとめ
私も寝る時は扇風機をつけていたのですが、身体に悪いかな?と思ってタイマーで止めていましたので今回の放送はタメになりました。
また、寝る前のアイス。あれは夏の醍醐味なんですがね、しょうがない!我慢しましょうw
日常生活をちょっと気を付けるだけで良い睡眠がとれて健康でいられるのであればこれにこしたことはありません。
これからますます寝苦しくなる季節、ちょっとした心構えで健康に過ごしていきたいと思います。