10月28日放送のがっちりマンデー!!は「V字回復!買収されて儲かっている会社」を特集。
紹介されたのはジーンズを中心としたカジュアルウェアのお店「ジーンズメイト」、2017年1月にライザップに買収された事で奇跡のV字回復を成し遂げたそうです!
ジーンズメイト
買収前は10期連続で赤字という厳しい状況だった「ジーンズメイト」、しかしライザップの買収により業績は上がり昨年1億4,900万円の赤字から今期は1億9,500万円の黒字を見込んでいるそうです。
「ジーンズメイト」の赤字の原因はユニクロやGUなどのカジュアルブランドの台頭、値段が安く魅力的な商品を連発する他社に対抗するために迷走していた時期がありました。
例えば秋葉原には「アキバ遊び館」を開店、メイドさんを店員にして話題は呼びましたが売上は伸びず、安い商品を集めた「ワケあり本舗」では低価格帯の商品で採算を取れずにこれも失敗に終わりました。
そんな「ジーンズメイト」を救ったのが結果にコミットするおなじみのライザップグループでした。
ライザップによるジーンズメイトの改革
当時の「ジーンズメイト」の客層は男性客に対して女性客が25%と圧倒的に男性客が主体、これではユニクロやGUなどに対抗する事は難しいと考え、まずは女性客を増やす事から始めました。
ロゴを刷新
黄色地に青のかくばったロゴを女性でも親しみやすい白字をベースとしたロゴに刷新、女性客でも気軽に入れるようなお店作りを目指しました。
商品の展示方法も変更
以前は店内にびっしり商品を並べていたため、商品の棚が高すぎて女性客は手に取る事も出来ませんでした。
買収後は店内に置く在庫を極力抑えて開放感を演出、さらに目線を低くする事で女性客でも商品を手に取りやすいレイアウトに変更を行いました。
新形態のお店をオープン
ショッピングセンター限定で女性を意識した新形態のお店「JM」をオープン、お店のお客がほとんど女性客という従来のジーンズメイトにない新形態を作り上げました。
こうした努力によって25%だった女性客の割合が40%にアップ、会社内でもライザップの結果にコミットするという考え方が根付いてきているそうです。
感想&まとめ
確かにユニクロが出てくる前は良くジーンズメイトで服を買っていた記憶がありますが、ユニクロが出てきてからはジーンズメイトで服を買う機会は無くなりましたね。
昔は商品がいっぱいある方が選択肢が多くて良かったと思いますが、今は選択肢が多すぎると商品を選ぶ事が難しいという時代になってきました。
お客さんが欲しいモノを察知していかに早く提案できるか?昔と比べるとなかなか商売も難しくなってきていますね♪