10月7日放送のがっちりマンデー!!では「儲かるよるビジネス」を特集。
最近良く耳にする「ナイトタイムエコノミー」という言葉、夜にだからこそ出来る儲かりビジネスを掘り起こそうというというもの。
紹介してくれたのはエスカレーター専門の清掃会社、株式会社善管(ぜんかん)です。
株式会社善管(ぜんかん)
広島県にあるエスカレーター清掃の専門の会社が「善管」、毎日多くの人が利用するエスカレーターはすぐにゴミやホコリが溜まってしまうので定期的な清掃が必要です。
従来であればエスカレーターの清掃に3日間かかっていましたが、ある画期的な器具を使う事で6時間に短縮する事に成功しました。
清掃費用も従来の100万円から30万円になったという「善管」のエスカレーター清掃方法とは?
→エスカレーター清掃、ビル管理・メンテナンスの株式会社 善管
エスカレーターの清掃開始
やってきたのは夜11時過ぎのSOGO広島店、早速エスカレーター清掃に取りかかります。
まずは踏み板部分、溝の部分に溜まったホコリを専用の機械でどんどん吸い出していきます。
この溝のホコリを吸い出す作業に1時間半、エスカレーターの溝には驚くほどホコリが溜まっていました。
独自開発した「ウオンド」
エスカレーターに水は禁物、機械室に水が入ってしまうと故障の原因になってしまうため、従来はエスカレーターを取り外して別の場所で水洗いをしていました。
そこで「善管」が開発したのが「ウオンド」、レバーを握ると先端から水が噴射されますが、その噴射した水をすぐに吸い取る事ができる清掃機具です。
「ウオンド」を使う事でエスカレーターを取り外さずに清掃が可能、大幅な時間短縮と費用の削減に成功したのです。
独自の洗剤も開発
最後に手すりを独自開発した洗剤で磨いて清掃は終了、約6時間でエスカレーターは見違えるようにキレイになりました。
約15年前から始めた「善管」独自のエスカレーター清掃、今は年間で200台ほどしか清掃を行っていないようですが全国にあるエスカレーターの数は約10万基。
需要が無くなる事は無いので、まだまだ伸びていく可能性がありそうです。
感想&まとめ
従来は3日間で100万円かかったエスカレーター清掃を、独自の清掃方法で6時間で30万円にすることに成功した「善管」。
「善管」側からすればかかっている時間に対しての利益はほぼ同じで、依頼主も時間と費用を節約できるのでまさにウインウインなビジネスモデルと言えると思います。
約10万基のうちの約200台という事は市場規模のまだ500分の1、15年かかってこの数字だとちょっともったいない気もしてきますね♪
→がっちりマンデー!棚卸しのエイジスを紹介!数えるのではなく捉える?