9月8日放送の世界一受けたい授業ではベストセラー「未来の年表」を解説。
これからの日本に起きる可能性がある問題を、年表形式で解説してれる話題の本です。
ちなみに今年から18歳の人口が急激に減少し始めており、少子化が原因で大学が倒産し始めているそうです。
目次
2029年 自動販売機の売り切れが続出
原因は配達業者のドライバー不足、ネット通販の拡大化によって物流システムが完全に破綻してしまう可能性があります。
自動販売機には災害時などに無料で飲み物を提供する仕組みがあります、売り切ればかりの自動販売機では非常時に何の役に立たなくなってしまいます。
2030年 食卓から野菜がなくなる
原因は農家の後継者不足、農業を営む人の平均年齢は2030年になると71.6歳にもなる予想が出ています。
子どもの人口が減る事で後継ぎがいなくなり、国産の野菜はかなりなくなる可能性が高いという事です。
国産が無理なら輸入という手もありますが、日本の人口はこれから減るのに対して世界の人口は増加傾向にあります、世界的な食糧不足の中で野菜を輸入するのも難しいと考えられます。
2033年 スズメバチの集団が人を襲う
都心部でもスズメバチが大量発生する可能性があります、一人暮らしの高齢者が亡くなったり人が住まない地域が広がる事で、全国の家の1/3が空き家になると言われています。
今まで駆除されていたスズメバチが空き家の中で巣を作り、通りがかりの人を襲い始める事態が予想されます。
2042年 高齢者の再犯率がさらに上がる
現在の高齢者の再犯率は約70%、2042年にはさらに上がる事が予想されます。
身寄りのない高齢者が増え、身元引受人もなく社会復帰も難しい状況になります。
今の生活を続けるよりも、刑務所にいる方が良いと考える高齢者が多く出てくる事になるでしょう。
明るい未来の年表にする解決策
便利すぎる生活からの脱却
今は24時間営業や年中無休が当たり前になっていますが、その裏にはサービスを支えている働き手の努力や我慢があります。
利用者が意識を変える事で労働力を削減し、人口減少の中で労働力を確保する事が重要です。
働けるうちは働く
男性の平均寿命は81歳、女性は86歳まで伸びました、働けるうちは働いて労働力を確保する事が大切です。
ニートが働ける環境を
今現在、日本には約71万人のニートと呼ばれる働けるのに働かない人が存在します、場所や時間にとらわれない働き方を提供する事でニートの人でも働きやすい環境を作る事が必要です。
感想&まとめ
少子高齢化が問題となっている今、これからの労働力をいかに確保するかが重要な課題となるようです。
高齢者もニートも働きやすくなる社会を、今から考えていかなければならないのかも知れないですね♪
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)