8月29日放送のガッテン!では「ダイエット超新常識」を紹介!
社会問題にもなっているメタボリックシンドローム、一般的には男性でウエストが85cm以上、女性で90cm以上の方がそう呼ばれています。
そうなってくるとウエストばかりに目を奪われがちですが、実はウエストの太さよりももっと健康に大切な事に警鐘を鳴らすためにメタボリックシンドロームという言葉は生まれたのだそうです。
目次
メタボの定義
メタボリックシンドロームの定義はウエストが男性で85cm以上、女性で90cm以上というのが一般的です。
しかし本当のメタボはそれに加えて「高血圧」、「高血糖」、「脂質異常」のうち2つが当てはまる場合の状態を指します。
つまりウエストが太いだけではメタボではありません、ウエストが基準値以上で3つの要素のうちの2つが当てはまる状態がメタボリックシンドロームという事になります。
重要なのは「高血圧」、「高血糖」、「脂質異常」
例えば男性でウエストが85cm以上の方でも、「高血圧」、「高血糖」、「脂質異常」のうちの2つが当てはまればそれは立派なメタボリックシンドロームという事になります。
そしてこの3つの要素を効果的に下げるために必要なのは、やはりダイエットです。
今までのダイエットと言えば自分の身長の標準体重を目指す事でしたが、その辺りも昔と今では少し事情が違うようです。
内臓脂肪よりも脂肪肝が重要
内臓脂肪が溜まってしまう事によって太ってしまうのは、健康的にはもちろん良くない事ですがそんなに悲観的になる事ではありません。
問題なのは肝臓の脂肪、いわゆる「脂肪肝」が増える事によって体内に「へパトカイン」という悪玉ホルモンが増えてしまう事が身体に悪影響を与えてしまう事が最近の研究でわかってきました。
「へパトカイン」の悪影響
脂肪が溜まってしまった肝臓から排出される「ヘパトカイン」は、身体中の筋肉に行き渡りエネルギー源である糖や脂肪を使いにくくさせてしまいます。
この状態になってしまうと運動をしても体内の糖や脂肪は使われにくくなってしまうので、どんどん脂肪や糖が溜まる事になり「高血糖」や「脂質異常」を引き起こす原因となってしまいます。
運動しても体重が減らないという状態は、肝臓に脂肪が溜まり「ヘパトカイン」が多く出ている状態なのかも知れません。
「ヘパトカイン」を減らす方法
「ヘパトカイン」を減らすためにはまず肝臓の脂肪を減らさなければなりません、そのために重要なのはもちろんダイエットという事になります。
しかしここでいうダイエットとは「標準体重」に近づけるという事ではなく、体重の約3%以上を減らすダイエットの事を指します。
無理に標準体重に近づけなくても、体重の約3%を減らす事で「ヘパトカイン」の放出を抑える効果が期待できるという事でした。
1日50gダイエットのやり方
このダイエット方法は簡単に言うと1日300kcalを減らすダイエット、このダイエット方法を実践している日立製作所では約450以上の100kcalを抑えたり消費する内容のカードを配布しています。
そのカードのうち、自分が出来るだろうと思った3枚のカードを選び実践すれば1日300kcal、つまり1日50gのダイエットが成功するというダイエット方法です。
少しずつ痩せていくのでリバウントも少なく、目標体重的には現在の3%という事なので約8割の方がダイエットに成功して脱メタボを果たしているそうです。
感想&まとめ
ダイエットをする時に壁となるのが「標準体重」、この体重まで減らさないと理想の体型に近づけないと思いがちですが、実は体重の3%を減らす事で健康効果は十分に得られるという事でした。
私の体重から計算すると約2.5kgの減量で十分という事であれば、とりあえず脂肪肝に最も悪いと思われる毎日飲むお酒を少し減らしてみたいと思います♪