5月9日放送のガッテン!では「発見!痛みの根本原因 最新治療でスッキリ解決!」を特集!
人類最大の敵「痛み」の原因は実は脳にあった?脳に直接働きけて痛みを取ることが出来る最新の研究でわかった治療法を紹介してくれました。
痛みの種類は3種類
・原因がある痛み
・原因を治しても残る痛み
・原因がわからない痛み
このうち原因を治しても残る痛みと原因がわからない痛みは「慢性痛」と呼ばれています、原因が無いのに痛みを感じる原因は実は「脳」にありました。
痛みを感じるメカニズム
例えば腰痛の場合、腰からでた痛みの信号が脊髄を通って脳の「偏桃体(へんとうたい)」という部分に伝わる事で痛いと感じます。
この偏桃体はある特徴を持っていて、痛みが長続きすると痛みの信号が来なくても活発に動き続けてしまいます。
この状態が原因が無くても痛みを感じてしまう「慢性痛」を引き起こしてしまうのです。
偏桃体をなだめてくれるのは側坐核
この活発になってしまった偏桃体をなだめる役割を持っているのが「側坐核(そくざかく)」という脳の部分です。
側坐核が活発に働く事で偏桃体の動きが治まり、痛みを和らげてくれる働きを持ちます。
つまり慢性痛を改善するためには側坐核を活発にさせる事が重要となるのです。
どうしたら側坐核が活発に?
側坐核を活性化するポイントは2つ、「趣味」と「目標」です、まず趣味に関しては自分が好きな事や得意な事に関しては痛みがあっても積極的に取り組み達成感を得ることが出来ます。
あまり趣味が無い方でも目標を立てる事によって、そこから生まれる達成感で痛みを和らげることが出来るという事が最新の研究で判明しました。
側坐核を活発化させるには「達成感」を感じる事が大切、そして側坐核が活発になる事によって慢性痛を改善する事ができるのです。
心が想い、脳に影響が出る
痛みもそうだけど、
不安もそうだと思う。やはり、考えない練習
必要なんだな。
ガッテンしました
DVD持ってます。
また買おう。 pic.twitter.com/krKjQKoDap— wassai・ゆーこ (@HideyukiWa) 2018年5月9日
目標の立て方のポイント
目標を立てる時のポイントは2つ、すぐには達成できない「大きな目標」とすぐに達成できる「小さな目標」を両方立てる事が大切です。
大きな目標だけだといつ達成できるかと不安になりすぎますし、小さな目標だけではすぐに達成してしまうので長続きさせることが難しくなります。
大きな目標へ向けて小さな目標をコツコツこなして、常に達成感を感じる事が脳に痛みを感じさせなくする最良の方法だそうです。
感想&まとめ
確かに体のどこかが痛くても自分が好きな事をやる時は何も感じずに打ち込むことが出来ます。
体に原因が無い痛みはほとんどが脳が錯覚して起きている痛みという事であれば、うまく脳を騙せば痛みが和らぐと言うのも納得です。
原因がわからない慢性病に悩む方は、「大きな目標」と「小さな目標」を立てて達成感を感じてみてはいかがでしょうか♪