3月7日放送の「ガッテン!」では「脳梗塞・寝たきり予防SP」を特集!軽度よりもいきなり重度の脳梗塞を患う患者が最近では増加傾向にあるそうです。軽度の脳梗塞であれば薬でも治す事は出来ますが、重度の脳梗塞となると一生寝たきりになってしまう危険性もあります。そんな怖い脳梗塞を引き起こす巨大血栓についての予防法やチェック法を詳しく紹介してくれました。
応援するタレント山根千佳さん☺
準レギュラー番組
NHK総合
ガッテン!
「巨大血栓を作らない!脳梗塞、寝たきり予防SP」#山根千佳 #ガッテン pic.twitter.com/ASOIq3wUma— カズ岸野 (@t_seimei) 2018年3月7日
目次
軽度と重度の脳梗塞
脳梗塞と言えば脳の血管が詰まって脳を殺してしまうとても重大な病気です、最近では認知症にも関係があると言う論文も発表されています。軽度の脳梗塞であれば1年後の生存率は約80%となりますが、重度ともなると生存率は約50%にも跳ね上がります。
脳や心臓に梗塞を起こさせる巨大血栓
軽度の人であれば2ミリから6ミリで済む血栓ですが、重度ともなると約3センチもある大きな血栓が脳や心臓を詰まらせる原因となります。見た目には梅干しと同じ大きさくらいに見える血栓、こんな大きなものが脳に行ってしまったら取り返しがつかないと思わせるほど大きい血栓でした。
巨大血栓が出来る理由は?
答えはズバリ「心房細動」、心臓が細かく振動しする事でよどんでしまった血液が血栓を作りやすくなってしまいます。このの血栓が脳に達すると脳梗塞、心臓で徐々に大きくなると心筋梗塞を引き起こす原因になります。
心房細動を察知するには?
日本で約170万人いると言われている心房細動患者。その62%が感じるのは動悸や息切れ、残りの38%は何も感じないと言います、極端に自覚症状が少ない現象と言えると思います。たまにしか心房細動は起きないケースが多いので専門家にとってもとても難しい診察です。
心房細動を起こしているかどうかは脈でもわかる!
実際に心房細動を起こしている方と、正常な方の脈には大きな違いがあります。心房細動を起こしている方の脈は普通よりも速くなったり、不規則な脈を打ち続けます。少し体調が悪いと思ったら自分の脈をチエックすることで脳梗塞や心筋梗塞を未然に防ぐ事がで出来ます。
正しい脈の測り方
1.左手の親指の付け根の少し下の部分を人差し指・中指・薬指の3本の指を揃えて少し強く押さえます
2.脈を15秒間測って細かく音がしていたり、不規則なリズムを取っていなければ脈に異常はありません。
心房細動が起こりやすい条件とは?
株のトレーダーをしている田辺さん(仮名)に、24時間いつでも脈の速さが測れる機械をつけて実験してみました。心房細動が発見できたタイミングは3つ、夕方の散歩中・テレビを見ているとき・就寝中という結果になりました。この心房細動のタイミングには実は共通点があります、それは副交感神経が優位な状態でリラックスしている時に限って心房細動が起きやすいと言う事がわかりました。
普段は朝起きた時に70~80くらいの脈拍をしている方が。、120~130くらいの脈拍を指すケースも少なくありません。朝起きてすぐのタイミングや寝る前に脈を計って身体に異常があるかどうかをこまめにチェックする事が大切です。
感想&まとめ
直径3センチもある巨大血栓は、本当に身体の中でこれができるのか?と思う位衝撃的な見た目でした。自覚症状が少ないまま進行していく「脳梗塞」や「心筋梗塞」、事前に血栓に気付く事が出来るかどうかチェックする事が予防のためには大事だと思います♪